全米でまさかのNo.1ヒットスタートに輝き、日本公開を熱望するファンの声援を受け、12月18日に待望の日本公開が決定した、映画『キック・アス」!!

全米公開時には、主役のキック・アスを凌駕する活躍を見せるヒットガールが大反響を巻き起こしましたが、そのヒットガールを抜群の演技力をもって、キュートでありながら迫力ある驚愕のアクションを披露した、クロエ・グレース・モレッツが、新作の撮影の合間を縫って、緊急初来日!

クロエ・グレース・モレッツは、本作でその知名度を一気に上げ、現在はマーティン・スコセッシ監督の新作『ユゴーの不思議な発明』の撮影中です。

また、あの宇多田ヒカルが作品に惚れ込み、翻訳を手掛けたことでも話題になった「エミリー・ザ・ストレンジ」の映画化にあたって、主役に抜擢された事でも話題になっており今、最も注目すべき、新世代のミューズです。

そして本日、そのクロエ・グレース・モレッツの初来日記者会見を行いました。

◆『キック・アス』クロエ・グレース・モレッツ初来日記者会見概要
◆会場:渋谷エクセルホテル東急
◆日時:10月28(木)
◆登壇ゲスト:クロエ・グレース・モレッツ(13歳)

【記者会見内容】

■クロエ・グレース・モレッツ:
日本に来ることができて嬉しいです。
今日は会場にコスプレの人もいてとてもクールね。

MC:今回初来日ということですが、日本の印象はいかがですか?

■クロエ:
今回初めて日本に来たのですが、“美しい”という印象です。
私が泊まっているホテルは、アメリカでいうとタイムズスクエアのど真ん中にあるホテルというイメージだと思いますが、とにかく圧倒されますね。美しくてアメージング!

MC:日本でショッピングなどされましたか?

■クロエ:
ぜひ、時間ができたらしたいと思います。
「日本の人たちは、ファッションや髪型にオリジナリティがあってすごいな!」と思いました。

MC:今回ヒット・ガールというキュートでパワフルな役を演じましたがいかがでしたか?

■クロエ:
アクション満載の作品でしたが、その他にも11歳(撮影時)の女の子では行けないようなところにも行けたり、色々な経験ができましたし、アクションも体験できて新鮮でした!

MC:ニコラス・ケイジとの共演はいかがでしたか?

■クロエ:
彼はとても優しくて、すぐに絆ができました。
俳優の心得などを教えるという感じではなかったので、私も彼の姿を見て学ぶようにしました。

【マスコミとの質疑応答】

質問者:凄いアクションシーンを披露していますが、特別なトレーニングはしましたか?

■クロエ:
アクションシーンは、7ヶ月に渡ってトレーニングしました。
最初はトロントのサーカスでトレーニングをしたり、ジャッキー・チェンのスタントチームと一緒にトレーニングをしたりしました。
もちろん武術のトレーニングもしました。

実は、ナイフアクションは両手で出来るのですが、それはやり過ぎ、ということで劇中では披露しなかったです(笑)。披露すると皆に「すごい!」と感心されます。

質問者:キュートなヒット・ガールに日本の男子はイチコロだと思いますが、演じていて一番スカッとしたシーンは?
また、危険過ぎて、スタントマンに任せたシーンなどありますか?

■クロエ:
アパートの中で、飛んだり跳ねたりするシーンは凄く爽快でした!
ただ、壁をつたって走って宙返りするシーンは危険過ぎるということで自分で演じられませんでした。でも、9割以上は自分で演じているんですよ!

質問者:アーロン・ジョンソンとの共演はいかがでしたか?

■クロエ:
とても優しくてナイスガイでした。お兄ちゃんが1人増えた(クロエには4人のお兄さんがいます)感じでした。
また、スタントや難しいアクションのシーンでは私を応援してくれました。

質問者:そのアーロン・ジョンソンとのエピソードはありますか?

■クロエ:
色々な冗談を言ってくれたりして、和ませてくれました。
あと、トロントに一緒に行った時に帽子屋に行きました。アーロンはムースの付いた変な帽子、私はねずみみたいな帽子を買ったのが、印象に残っています。

質問者:好きな作品や女優さんはいらっしゃいますか?

■クロエ:
『Mr. & Mrs. スミス』は大好きです。それから『キック・アス』の撮影に入る前に、参考に『キル・ビル』を観たのですが、あの作品も素晴らしいと思います。

また、ナタリー・ポートマンは私にとってのアイドルで、ものすごく才能がある女優さんだと思います。『レオン』のマチルダとヒット・ガールには共通点があると思いますし、お互いに小さい時から活動しているので、ナタリーと私は重なるところがあると思います。
そして、ヒット・ガールを演じるにあたっては、アンジョリーナ・ジョリーに一番影響を受けました。

質問者:アニメやコミックは好きですか?

■クロエ:
父がコミックを大好きで、地下室にたんまりと貯めこんでいます(笑)。
ニコラス・ケイジともすっかり意気投合して、撮影の時、カットがかかるなりアメコミの話をしたりしていて、「もう、いいかげんにして!」と、思いました(笑)。

私自身は、そんなにアメコミや日本の漫画に詳しくはないのですが、日本のアニメはスタイリッシュだと思います。

質問者:「キック・アス」は音楽もとても魅力的な作品ですが、クロエさん自身の好きな音楽やアーティストを教えて下さい。

■クロエ:
音楽はクラシックからテクノまでなんでも聴くのですが、レディー・ガガやクリスティーナ・アギレラが特に好きです。
劇中の音楽では「Make Me Wanna Die」が一番のお気に入りです。

質問者:ヒット・ガールとクロエさん自身の共通点はありますか?

■クロエ:
私は人殺しはしません(笑)。でも、共通点は多いと思います。
欲しいものを手に入れたいという強い意思が特に似ていると思います。

質問者:『キック・アス』の続編があるとしたら、何か要望はありますか?

■クロエ:
もし、続編があるなら、Purple ducati(バイク)とガトリングガンを必ず使わせてもらえるように既にお願いしています(笑)。

質問者:今後はどんな役を演じてみたいですか?

■クロエ:
「ロミオとジュリエット」のジュリエットは、ジュリエットと同じ年齢の14歳で演じた人がいないので、来年14歳になった時に挑戦してみたいです。
それから『風と共に去りぬ』が大好きなので、スカーレット・オハラをいつか演じてみたいです。

以上