台湾で、初日興行収入が『アバター』を抜く大ヒットスタートを切り、台湾映画としては歴代1位を記録!
本年度最高動員記録を樹立し、第83回アカデミー賞外国語映画賞に台湾代表作品として選定されるなど、数々の快挙を成し遂げている『モンガに散る』が、12月18日(土)より、シネマスクエアとうきゅう他にて全国公開致します。
この度公開に先立ちまして、本作が10月23日〜31日に開催されます第23回東京国際映画祭のアジアの風部門【台湾電影ルネッサンス2010〜美麗新世代】にて、オープニング作品として上映され、主演のイーサン・ルアン、マーク・チャオ、ニウ・チェンザー監督、プロデューサーのリー・リエが来日し、舞台挨拶を行いました!

ジョン・ウー、ピーター・チャン、ホウ・シャオシェンらアジアの巨匠たちが絶賛した本作。人気・実力ともに台湾映画の未来を託すに相応しい“来るべき才能”たちのコメントをぜひご紹介くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

【日程】10月24日 (日)
【場所】TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(スクリーン2)

【登壇者コメント】
◆ イーサン・ルアン   1982年11月8日生まれ。
モデル活動を経て、04年俳優デビュー。本作『モンガに散る』で、台湾のアカデミー賞といわれる金馬奨主演男優賞にノミネートされている。
<代表作>ドラマ「緑のシンフォニー 緑光森林」(04)「花ざかりの君たちへ 〜花様少年少女〜」(06)「墾丁(ケンティン)は今日も晴れ!」(07)
「ハートに命中!100% 〜命中注定我愛★〜」(08) 映画『神選者』『ウェストゲートNo.6』(07)ほか多数

「僕はイーサンです。よろしくお願いします。」と日本語で挨拶した。
「この映画では、僕たちの男の友情が熱く描かれています。きっとそこは感動するところだと思いますので、お楽しみいただきたいです。」
ラストシーンの演技について:「すべての演技指導は監督からでしたが、モンクという男が行った行為は、すべては義兄弟たちの友情のため。最後に誤解を生んでしまったが、仲間たちを守ったという、自分は思い残すことはないという気持ちを演技に表現しました。」

◆ マーク・チャオ      1984年9月25日生まれ。
ドラマ「ブラック&ホワイト」(09)で、主演のF4ヴィック・チョウを破り、台湾のエミー賞といわれる金鐘奨最優秀主演男優賞に輝く。
人気タレント、チャオ・シューハイの息子でもある。  <代表作>ドラマ「ブラック&ホワイト」(09)ほか多数

「僕はマークです。よろしくお願いします。」と日本語で挨拶をした。
撮影中のエピソードについて:「5人の俳優が役を離れても兄弟のように一緒にいる時間がとても長かったので、真の友情の気持ちが芽生え、自然に演じられました。だから皆さんに共感していただけたのではないかと思います。演技をしたのではなく、この役を生きていたのだと思います。」

◆ 監督 ニウ・チェンザー  1966年生まれ。
75年『台北今昔』(未)で子役デビュー。その後台湾ニューシネマの真っ只中で、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の『風櫃(ふんくい)の少年』(83)、チェン・クンホウ(陳坤厚)監督の『少年』(83・未)、ワン・トン(王童)監督の『バナナ・パラダイス』(89)などに出演し、台湾ニューシネマの代名詞的役者として成長。また97年三池崇史監督の『極道黒社会』にも出演している。  <監督作品>『ビバ!監督人生!!』(07) 

第一声は「皆さんこんにちは。今夜空いてる?」と日本語で挨拶し、会場を笑わせた。
「今日はたくさんの観客の皆さん、観に来てくださってありがとうございます。皆さんにお楽しみ頂けて光栄です。」とコメントした。

◆ 製作 リー・リエ
世界新聞専門学校を卒業後、18歳で女優デビュー。70年代末から80年代前半にかけて、台湾の名匠、エドワード・ヤン監督の『海辺の一日』(83)などの名作に出演し、人気女優として活躍する。その後テレビドラマの製作にも乗り出し「Mr.COM之死」(00)で第36回電視金鐘奨で9部門に
ノミネートされ(内、脚本、照明、美術の3賞受賞)プロデューサーとしての地位を確立。 <映画プロデュース作品>『Orzボーイズ!』(08)

「私はこの映画のプロデューサーのリー・リエと申します。今日はこんなにたくさんの方が私たちの映画を観に来てくださって本当に感謝しています。ありがとうございます。」
台湾で映画がヒットした要因について:「『モンガに散る』の魅力は誰もが身近で経験したことのあるような事柄を描いていること、それから素晴らしい俳優たちが情感あふれる演技をしたこと、監督が心血注いで、自分の若いときの経験と兄弟愛を捧げて作ったからだと思います。映画をヒットさせることは実は簡単なことだと思います。観客が共鳴するかどうか、共鳴すればそこに感動が生まれるからです。」とコメントした。