石井組が再び共演、アットホームな夫婦漫才な現場?「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」完成披露試写会
10月2日(土)公開の映画『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』の公開に先立ちまして、監督と豪華キャストによる舞台挨拶を行いました。
日時:9/28(火) 18:30〜18:50 場所:都内
登壇者:
竹中直人(54)、佐藤寛子(25)、東風万智子(30)、井上晴美(36)、宍戸錠(76)、大竹しのぶ(53)、石井隆監督(64)
竹中:井上さんは凄かった。独特のオーラがあり、凄い空気が出ていて驚きました。
東風さんには驚いた。今日もドキドキしちゃいました。
大竹さんは大ッ嫌いな女優だけど、むちゃくちゃエッチで良かった(笑)。着物を着てる大竹さんを見たらシビレました!いっぱい感じちゃいました。感じたって何を?って話ですけど(笑)
佐藤さんは20歳の頃から知っている。下北沢の飲み屋で知り合ってから、まさかこんな形でしかも石井隆の世界で共演するとは思わなかった。たくさんの方々に刺激されました!
佐藤:毎日緊張の連続でした。すごく大変な現場でしたが、早くこの映画を見たい!と感じていました。
大竹:石井さんの撮影は夜中を通り過ぎ、真夜中も通り過ぎて、朝になり、始発なんてとんでもない感じで、そんな日が何度もありました。どうしてそうなっちゃうのかわかりませんが(笑)、それでもスタッフがみんな石井さんについていく。そんな石井組が大好きだしすごく楽しかったです。決して楽しい映画ではないような気がします
が、石井監督の世界を存分に楽しんでください。
東風:台本ではわかっていましたが、出来あがった作品をみて、これぞ石井ワールドだな、と思いました。楽しい話ではありませんが、私は楽しんでみる事が出来ました。
井上:石井監督とは10年ぶりの再会です。『フリーズ・ミー』という作品でスキンヘッドにして初めてヌードを披露するという、大変でしたが自分の中で人生のターニングポイントになった作品が初めてでした。あの時は、石井
監督とはもう二度と仕事したくないし、顔も見たくないと思いましたが(笑)、10年たったら、いいことも悪いことも含めてまた会いたいなと思えました。撮影はやはり過酷でしたが快感でした。石井ワールドが大好きです。
36時間を超えるハードスケジュールでのクライマックスシーン撮影など、過酷な現場を体験したにもかかわらず、出演者全員が石井監督や作品への愛情あふれるコメントを口にした。竹中さんの「大竹さんは大っきらいな女優!」というビックリ発言(?)が飛び出し、竹中vs大竹の夫婦漫才のような掛け合いで場内が笑いに包まれる場面もあり、共演者たちの息のあった雰囲気そのままの舞台挨拶となった。