数々の賞に輝く児童文学界の人気作家キャスリン・ラスキーによる児童書「ガフールの勇者たち」を原作とした、ファンタジー・アドベンチャー大作『ガフールの伝説』は10月1日(金)より全国公開致しました!この度、本作の公開を記念して日本語吹替え版で声優に初挑戦した市原隼人(主人公のメンフクロウ・ソーレン役)と川島海荷(ソーレンの親友ジルフィー役)が登壇し舞台挨拶を実施。舞台上では、市原が声優を務めたフクロウのソーレンと同じ種類のメンフクロウも登場し、会場を盛り上げました!

Q.まずはご挨拶をお願いします。
市原:ソーレン役の市原隼人です。本日はありがとうございます。初めての声優でしたが、声優の方ってほんとにスゴイな!と思いました。「ガフールの伝説」は、勇気や正義を描いた作品です。ソーレンは「これが正義」と思ったら相手のことを思って行動し、自分のケツは自分でふける。相手のことを考えてお互い笑えるようにがんばっていたのが印象的です。最初から100%は無理だけど、1%から始めてみる。ソーレンは相手のいいところも悪いところも全部ひっくるめて認めることの大切さを僕に教えてくれました。(この作品を観て)今いる周りの環境を愛しく思ってもらえればと思います。
川島:ジルフィー役の川島海荷です。この映画をやらせてもらって幸せです。声を収録したのが最近だったので、公開までほんとにあっという間だったと思います。子供から大人まで、色んな人に観て欲しいです。周り(の人)にも広めてもらえれば嬉しいです!

Q.初声優すばらしかったですよね!振り返ってみていかがですか?
市原:楽しかったです!やっぱり(声を録る時に)体が動いちゃうし、時間が長く感じました。次にまたこういう(声優をやる)機会があったら、今回をふまえてがんばりたいです!
川島:いつか(声優を)やりたいと思っていたので嬉しかったです。難しかったですね。息遣いの芝居とかが特に。自分ってこんな声なんだーと思いました。

Q.3Dもすばらしい作品ですよね!お2人にとって印象的なシーンはどこですか?
市原:3Dに関係なく言うと、ソーレンが妹のエグランタインを想って泣くシーンですね。ブースで収録した時は本当に泣いてしまいました。3Dだと、(フクロウが)飛んでるシーンがリアルです!
川島:3D版で観たんですけど、(フクロウが)飛んでるシーンが印象的でした。あと、嵐の中を飛ぶシーンの水しぶきとか。今まで観たことのない3Dだと思います。

Q.声優をしたうえで、実写を撮影する時との違いはどんなところでしたか?
市原:イメージトレーニングが1番大事だと思いました。映画とは音響も違うし、もっと勉強しなきゃなと思いました。
川島:実際空を飛んだことがないし、監督に「空を飛んだ気持ちで!」と言われたのが難しかったですね(笑)。声だけなので、普段よりセリフをハッキリ言うように心がけました。

Q.それでは最後に、皆さんへメッセージをお願いします。
川島:本当にこの映画は、終わった時に勇気や感動をもらえる作品だと思います。3Dも今まで観たことのないくらいすばらしいので、観なきゃ損です!映画館で観る時はぜひ3Dで観てほしいです。
市原:自分にも子供ができたら見せたいです!正義って何かなって思う人にも観て欲しいですし、人と人の距離を縮めるような作品になれば嬉しいです。

女性客を中心に大勢の観客が集まり、市原隼人と川島海荷が登壇すると客席からはたくさんの歓声が。フォトセッション時に市原が声優を務めたソーレンと同じ種類のメンフクロウ(体長約30cm)が登場すると客席からは「かわい〜!」という歓声とともに、普段みることのない珍しいフクロウの姿にどよめきが起きていた。フォトセッション中も、なかなか正面を向いてくれないメンフクロウを川島がフォローしたり、フクロウがキレイな翼を広げてみたりと、舞台挨拶は始終和やかなムードで終了。