本日、9月25日(土)の公開に先駆けて行ったプレミア試写に、主演の内山理名さん、黒田福美さん、井上春生監督の3人が登壇いたしました。
今回の試写会は、作品の要でもある“東京”と“韓国”にちなみまして、韓国文化院にて行いました。
会場は超満員!また来場の方にはマッコリも振舞われ、内山理名ファンはもちろん、韓流ファンも多数詰めかけ、韓国の文化にどっぷりはまりながら会場は熱気に包まれました!

今は亡き日本人の父親と在日韓国人の母親明子(黒田福美)のもとで育てられた松木美江(内山理名)。
そして美江が勤める会社を再建するためにやってきた韓国人・柳正培(キム・ウンス) 。
2010年、東京の空の下で二人は出会った…。
美江と柳は、愛し合ってはいけない二人であることを知らないまま、互いに魅かれあっていく。
二人を結びつけた運命の糸、そしてその先に待っているものとは…。

映像と音楽の新たなカタチを創造するコラボレーションムービーシリーズ「cinemusica」の新作は
秋の空にぴったりな切ない感動ラブストーリーに仕上りました。

日時:9月16日(木) 開場:18:00  開始18:30
場所:韓国文化院 ハマダンホール
登壇者:内山理名、黒田福美、井上春生監督
後援:駐日韓国大使館 韓国文化院 
<コメント>

【上映前の舞台挨拶】

内山理名
今回久々の映画出演になるのですが、井上監督と仕事ができてうれしかったです。初めてのハングルでしたが、今回はデープを聞きながら耳を頼りに覚えました。それでも不安だったので黒田さんに発音が正しいかチェックしていただきました。後半のシーンで黒田さん、キムさんと3人で話すシーンがあるのですが、途中からお二人がハングルで話されたので、何を話しているかわからなくてちょっと寂しかったです(笑)
キム・ウンスはとっても大きくてあったかい人で感動しました!散歩するシーンがあるのですが、役柄と同じように、この人と一緒にいたいと強く思いながら演じました。映像と音楽がとても素敵なので是非注目してください。

黒田福美
今日は洋服感覚で着られる簡易チマ・チョゴリを着てきました。今回ほど劇中でハングルを話したことがなかったので、演じられてうれしかったです。共演のキム・ウンスさんとハングルで話すシーンでは、日本語の脚本を頂いた時、正しいけど堅苦しい表現になっていたのでキムさんと相談しながら自然なセリフに作りあげていきました。
キムさんは、光州事件の話をされるシーンで、実際に体験された方なので、自分のことを語っているようで、一言一言に重みがあり、この映画で自分の人生を書き残しているんだなぁと思いました。

監督
1980当時僕は高校3年生で、ソニーのウォークマンが発売されたところでYMOを聞いたりしてちゃらちゃらしていたんですが、光州事件にも関心がなかったのですが、同じ時に隣の国で何が起こっていたのかを知ってから、自分と同世代の人にもっと聞いてみたくなり、そこから自然と題材にしました。
30年温めてきた恋や人間関係を若い女性が紐解いていく、家族愛の物語です。