9月7日(火)都内草月ホールにて中村獅童の父・小川三喜雄の3回忌法要と併せて自身が出演している最新作『レオニー』の上映会が行われた。中村の父は若い頃東映のプロデューサーで映画つくりに従事したこともある人物であり、獅童いわくかなりの舶来物好きだったとのこと。

「私が海外の作品に出演させていただく際には、父はいつも大変喜んでくれました。3年前に映画『レオニー』に出演の企画をいただいた際にも大変喜んでくれたのですが、完成を前に旅立ってしまいました。こうして完成した作品をこの場を借りてみてもらえることになって父も喜んでくれていると思います。」と場内中央に飾られた父の遺影に向かって語った。

世界的に有名なイサム・ノグチの父・野口米次郎(ヨネ)を獅童が演じるほか、エミリー・モーテマー、原田美枝子、竹下景子など日本を代表する豪華キャストが出演。彫刻家イサム・ノグチを育て、自らも波乱の時代を生き抜いた一人のアメリカ人女性レオニー・ギルモアの生涯を描いた映画『レオニー』は、11月20日より全国公開。