映画『しあわせの雨傘』ヴェネチア国際映画祭・記者会見&レッドカーペット
この度、フランソワ・オゾン監督× カトリーヌ・ドヌーヴが『8人の女たち』以来の強力タッグで贈る『 しあわせの雨傘 』(GAGA配給) が、先ほどヴェネチア国際映画祭にて記者会見&レッドカーペットを実施致しました。
■出席者: フランソワ・オゾン監督 / カトリーヌ・ドヌーヴ /
ファブリス・ルキーニ / カリン・ヴィアール /
ジュディット・ゴドレーシュ
■日時: 9月5日(日)14:30〜記者会見
19:00頃〜レッドカーペット
■フランソワ・オゾン監督 コメント
この作品で描いているテーマは「1人の主婦が色々と問題を乗り越えて、自分の居場所をみつける」という、とても普遍的で現代に通じるもの。
全体的にはコメディートーンで描いたが、リアリティもとても重要だと感じていたので、ドヌーヴが演じるキャラクターが観客にとって共感できるものになるように彼女と話し合ったよ。結果、メロドラマ的要素と笑いの要素とが上手く融合した作品に仕上がっていると思う。
日本では『シェルブールの雨傘』にかけて、邦題を『しあわせの雨傘』と決めたそうだけど、これを私はとても気に行っている。
とてもポエティックで美しいタイトルだと思う。
■カトリーヌ・ドヌーヴ コメント
若い時に何をしたいかわからなかったり、自分が思っているのと違った形で人から受け取られたりもしたけど、これまで自分が「ポティッシュ」=飾りモノという存在だったことはないと思う。いまだに男女平等かと聞かれると、そうじゃない部分が多いから、女性の地位向上の為に協力していきたいと思う。
私は自分のことをコメディ女優だとは思っていないけど、コミカルな役を演じるのは大好き!気持ちがいい!
劇中で唄うのも、演技とはまた違った面白さがあって楽しい。
この作品で劇中で唄うのが最後の機会にならないことを願うわ(笑)