水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理ら超豪華キャストが、作品への思いを吐露。究極の青春映画『BECK』初日舞台挨拶(2/2)
●MC:
「何度見ても楽しめるBECKのここに注目して観てほしい!」というポイントがあれば是非、教えてください。
●水嶋さん:
この作品の中には、たくさんのスペシャルゲストが出演されているので、そういう方々を探すのも楽しみ方の1つだと思います。
例えば有吉さんとか……他にも素晴らしい方々がたくさん出演されているので、是非チェックしてみてください。
●佐藤さん:
ところどころに細かいコネタがあるので、そういうのを見つけるのも楽しいかもしれません。僕のシーンですと、歩道橋での真帆とのキスシーンがそうなんですが、実は後ろに信号が映っていて、それを観ていると、唇が近づくにつれ、青・黄・赤という風に変わっていってるんです。これはちゃんと考えられたシーンなのですが、本番は一発OKで撮れたので、そこを是非、観ていただきたいです。
●桐谷さん:
僕が演じた千葉は、ラーメン屋でアルバイトをしている設定なんですが、そこの店長の前髪に注目して観てみて下さい(笑)。
最初はその店長は日本人かと思ったんですが、話したらカタコトの日本語で話し出して……。ですから、是非、店長の前髪とワールドワイドな部分に注目して観てみて下さい(笑)。
●忽那さん:
観ていただいた方が、「真帆目線で観ると女性の気持ちがとてもよく分かる」と、おっしゃって下さることが多いので、皆さんも次に観ていただく時には、ぜひとも真帆の目線で作品を観ていただければと思います。
●中村さん:
細かい部分なのですが、今回演じたサク役の他にも、実は声優として出演しているんです。どのシーンかと言いますと、平君がBECKに入る前に、在籍していたバンドのメンバーの声なんですが、皆さん、次に観に来ていただくときは、ぜひそこをチェックしてみて下さい。
●水嶋さん:
そういえば、僕も声優をやっているんです。エンドロールとかでも名前がもう出てるんですが、竜介が飼っているオウムの声を実はやっているんです。初めて、映画の中で歌を歌いましたね(笑)。
●向井さん:
僕が最初に出て来て、竜介に「俺と組みたきゃすごいボーカルを連れて来い」と言うシーンがあるのですが、あの撮影場所に、たまたま本物のアーティストの方がいらっしゃったんです。
ちなみに、マキシマム・ザ・ホルモンの方だったのですが、その場で監督が交渉されて、平くんが憧れの眼差しを向けるアーティストという役どころで出演されているんです。
是非、観てみてください。
●カンニング竹山さん:
僕はコユキにギターを教えているんですが、斉藤さんが持っているギターというのは、実はどれもとても高価なものなんです。
そして、僕はギターを持ってるときは常に裸で、更に撮影現場も暑かったりすると、どうしても汗ばんでしまって。ギターを替えてワンシーン撮る度に、ギターを渡してくれる方にすごく嫌な顔をされたので、傷つきました(笑)。でも、どれもとても高価なギターなので、そこも注目して観てみてほしいです。
●倉内さん:
『BECK』は恋愛模様なども描かれているので、そういうところにも注目していただけたらと思います。弘美とサクちゃんのその後なども妄想しながら観てみて下さい。
●松下さん:
最後のライブシーンは何度観ても楽しめるし、大きな見所だと思います。それだけ熱のこもったシーンですし、皆さんそれぞれのハートで熱いものを感じていただける、そんな映画だと思います。
●堤監督:
1点だけ未だに分からないシーンがあって、竜介が真帆の肩にポンッと手を置くシーンがあるんですが、あれは何か意味があるんでしょうか?
●水嶋さん:
海外で、仲の良い兄弟などの間で交わされる挨拶みたいなものですね。
僕自身は姉とはやったことがなかったですが、周りの仲の良い兄弟はよくやっていたので、忽那さんと話し合ってああしました。
●堤監督:
●MC:
撮影から宣伝活動まで5人で過ごす時間が多かったと思いますが、本作の主演を務め、バンドのリーダーとして引っ張っていってくださいました水嶋ヒロさんへ、BECKのメンバーからメッセージを頂ければと思います。
●佐藤さん:
個人的なメッセージになってしまいますが……また共演して下さい!
●桐谷さん:
ちょー好きです(会場笑)。また共演して下さい。
いやでもクールに見えますが、本当に熱くていい男です。
●中村さん:
こうして9月4日を迎えられたのも水嶋さんのおかげです。
僕は初対面の方が多かったのですが、水嶋さんが、気さくに話しかけて下さったのでとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
●向井さん:
ここでこういうこと言うのも恥ずかしいので……あとでメールします(笑)。
でも本当にリーダーとして、作品だけでなく、現場も引っ張っていってくれたので、僕らもヒロじゃなければ、ここまで結束できなかったと思います。
またみんなでご飯でもいきましょう!
●MC:
BECKのメンバーからのメッセージを聞いて水嶋さん、いかがですか?
●水嶋さん:
まさかの流れですね。変な汗が出てます(会場笑)。
面と向かってこういう話をしたことがなかったのですが、いざ聞くと、恥ずかしい気持ちと、「頑張ってきて良かったな」という気持ちとで何とも言えない気持ちに今なってます。
ありがとうございます。
◆最後にキャスト・スタッフを代表して、水嶋さんからファンの皆さんへメッセージが送られました。
●水嶋さん:
気に入っていただけた方々には『BECK』の輪を作っていただきたいです。
やがてその輪は広がりをみせ、日本全国にその輪が広がっていけばいいなと思います。今日はありがとうございました。