日程:9月2日(木)18:15〜18:45
会場:有楽町朝日ホール(千代田区有楽町2−5−1マリオン11階)
登壇者:高良健吾、谷村美月、宮崎美子、大杉漣、国本雅広監督、藤井フミヤ 以上
舞台挨拶&藤井フミヤ「今、君に言っておこう」歌唱

MC:監督より一言挨拶をお願い致します。
国本監督:今日は暑い中来ていただいて嬉しく思います。2005年にドキュメンタリーを見て片貝花火を知り、この感動を映画にしてみなさんに届けたいと思ったのが、製作のきっかけです。スタッフ&キャストみんなで心を込めて作りました。じっくりとご覧頂き楽しんでいってください。

MC:今回、この作品に出演されていかがでしたか? また、谷村さんとの共演はいかがでしたか?
高良健吾:この作品は初めてクレジットで自分の名前が一番最初に来る作品で、撮影前はプレッシャーや不安もありましたが、いつも通り出来、特別な作品になりました。僕からお客さんに何かを伝えたいと思うのは宣伝を始めてからで、撮影中は共演者の方に100%、120%伝わればいいと思ってやっていました。
谷村美月ちゃんは、いい意味で何でも「ハイ!」と言える、素敵な女優さんだと思います。
見所はいろいろありますが、見た方が好きだなと思うシーンがその人にとっての見所だと思うので、自由な気持ちで見てください。

MC:谷村さんにとってこの作品はどのような作品でしたか? 高良さんとは他の作品でもご一緒されていますが、本作ではいかがでしたか?
谷村美月:ちょうど1年前に撮影をしていて今までと違う現場の雰囲気ですごく新鮮でした。一から学んだことが多かったです。私にとっても大切な作品になったので、一人でも多くの人に見ていただきたいです。
一言では言い表せないですが、高良さんは一緒にお芝居をしていて、リアルな間や自然なお芝居をされるので不思議で楽しかったです。

MC:これからご覧になる方に一言お願いします。また、高良さんと谷村さんと共演した印象もお聞かせください。
宮崎美子:年代によって受け取り方は違うと思いますが、それぞれに心に残るものがあるのではないかと信じております。皆さんに届きますように、思いを込めて作りました。
高良さんと谷村さんは2人ともしっかりしてますよね(笑)。本当にいい兄妹ですよね。こういう子供がいたら、本当に幸せなんだろうなと思いました。花火も二人に負けない大きな主役となっています。

MC:今回、高良さんや谷村さんと共演されていかがでしたか? また作品に対する思いなどもお聞かせください。
大杉漣:みんな若いのに僕よりしっかりしていてうろたえました(笑)。みんなの気持ちが1シーンずつに込められた作品になっていると思います。
新潟の方には本当にお世話になりました。片貝の花火の一つ一つにみんなの人生や思いがあって、花火の見方が変わりました。そういう花火大会があるということを知って驚きでしたし、個人的にも是非片貝の花火を見にいきたいなと思っています。
この映画を見てみなさんも少しでも元気になって欲しいです。新潟だけでなく、全国隅々までいろんな方に見て頂ければと心から願っています。

スペシャルゲスト
MC:本作の主題歌を書き下ろされていますが、どのような思いで作られましたか? また作品はいかがでしたでしょうか?
藤井フミヤ:脚本を読んだ時から、目が潤みました。より映像が感動的に感じられるように、(映画が終わっても)最後の最後まで涙が止まらないように作りました。
もちろん映画も見ましたし、片貝には3回も行きました。「おにいちゃんのハナビ」オタクのようになっていて、ロケ地を色々と回ってきました(笑)。PVも監督演出で高良くんにも出演してもらって、映画の1年後を描いています。この作品は心を浄化できるような映画です。それぞれの人に色んな感動が残ると思うので、たくさんの人に勧めてください。

MC:高良さんはPVに出演された感想はどうですか? 藤井さんとご一緒されていかがでしたか?
高良健吾:藤井さんとはPV撮影のときに一緒に飲みに行ったんですが、同じ九州出身ということもあり、九州の話で盛り上がりました。PVでは改めてまた(映画の役と同じ)太郎を演じさせて頂いたということで、貴重な体験だっと思います。このPVは映画の1年後という設定で、太郎の1年後を見ることができるので、映画を見た後に是非見て下さい。よろしくお願いします。

このあと、藤井フミヤによる主題歌「今、君に言っておこう」(アコースティック・バージョン)の歌唱が行われ、万雷の拍手が起こって、試写会イベントは終了しました。