19世紀フランス、ブルゴーニュ地方。最高のヴィンテージワインを造るために人生をかけた一人のワイン醸造家。彼の美しく情熱的な妻と、誇り高く知的な男爵夫人、そしてワイン造りを導く天使が織り成す30年にわたる芳醇な愛と人生の物語。

 ニュージーランドを代表する作家エリザベス・ノックスによるベストセラー『THE VINTNER’S LUCK』を映画化、『ある子供』などダルデンヌ兄弟作品にてお馴染みのジェレミー・レニエ、『クジラの島の少女』で史上最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズ、『マイレージ、マイライフ』で本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヴェラ・ファーミガ、そして天使役を『ハンニバル・ライジング』のフランス人俳優ギャスパー・ウリエルと豪華キャストが共演しています。
 
 本作のPRで来日したニュージーランド人ニキ・カーロ監督(アカデミー賞ノミネート『クジラの島の少女』)を招待し、イアン・ケネディ駐日ニュージーランド大使が大使公邸にてレセプションを開催いたしました。

■映画『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』ニキ・カーロ監督来日記念レセプションパーティ
■日時:8月10日(火) 19:00〜21:00
■場所:ニュージーランド大使館 大使公邸(東京都渋谷区)

【レセプションパーティ&来日の様子】
パーティにはワイン好きで知られるタレント辰巳琢郎さんをはじめ、ワイン関係者、女性誌編集者や業界人など約100名が出席。
 イアン・ケネディ駐日ニュージーランド大使の紹介を受けて、本作のニキ・カーロ監督が挨拶。建築家の夫、2人の娘と共に来日した美人のカーロ監督はまず「大好きな日本に家族で来られて、とても嬉しいです。」とコメント。映画について「究極のヴィンテージワインを追い求める醸造家を描いた原作に感銘を受け、映画化しました。見終わった後にワインを飲みたくなる作品になっています。10月に公開されましたら、劇場で映画を見て、その後には是非ワインを味わってください。」と話しました。
 パーティでは、世界のワインランキング10位内に入賞したこともあるニュージーランドの有名女性醸造家が本作をイメージして造った赤ワイン「WAITAKI BRAIDS」(ワイタキ・ブレイズ)が、特別にふるまわれました。現在、日本では販売されておらず、試飲できるタイミングはこのレセプションのみという貴重なワインを口にした出席者たちからは、「おいしい!」「エレガントで瑞々しい」など好評の声が上がっていました。
 
 苦手な日本料理はない、というくらい、大の日本好きのニキ・カーロ監督。オフの日にはハローキティが好きな2人の娘の希望もあってキディランドやサンリオピューロランドに出かけたり、お寿司を食べたり、と久々の日本を満喫していました。

【ニキ・カーロ プロフィール】
1966年9月20日生まれ。テレビ業界でドラマシリーズの脚本や監督を手掛け、”Memory and Desire”<1997年ニュージーランド映画テレビアワードの審査員特別賞/ストックホルム映画祭 ブロンズホース賞(最優秀作品賞)>で長編デビュー。
『クジラの島の少女』が、主演のケイシャ・キャッスル=ヒューズ(当時13歳)に2003年アカデミー主演女優賞ノミネートをもたらしたのをはじめ、数々の賞を獲得したことで、ニキ・カーロは世界的にその名を知られることになった。
『クジラの島の少女』の次には、シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド主演のドラマ作品『スタンドアップ』(05)を監督。本作で主役のセロンはアカデミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート、共演のマクドーマンドは同賞の助演女優賞にノミネートされた。