『かもめ食堂』、『めがね』で大ヒットを生み出した、荻上直子監督の最新作『トイレット』の8月28日からの全国公開を記念いたしまして、ロケ地であるカナダ・トロントをテーマにしたスペシャルイベントを開催しました。

ステージ上では、今回トロント特派員に選ばれたお二人からのトロントツアーのレポートや『トイレット』荻上
直子監督の舞台挨拶に加え、?ばーちゃん“との交流を描いた映画『トイレット』の内容に共感をいただき、「トイレの神様」でブレイクされましたシンガーソングライターの植村花菜さんに駆けつけて頂き、「トイレの神様」をご披露しました。

○8/11(水)18:40 舞台挨拶・フォトセッション・ライヴ @カナダ大使館
○登壇者:荻上直子監督(38)、植村花菜さん(27)(シンガーソングライター「トイレの神様」)

植村花菜 映画「トイレット」について—
「素晴らしい映画。泣いたり笑ったり、監督の小粋なギャグみたいなのがちりばめられていて、心があたたまる。家族っていいなと思える作品。みんな一生懸命生きていく上で、心の葛藤とか上手く伝わらない歯がゆい気持ちとか“描かれていて”私も体験したことがあるので、すごく感情移入しながら見れた。」

荻上監督 「トイレの神様」について—
「一つの映像が浮かんでくるような歌。本当に一つの映画を観ているような歌。感動して涙できるような歌。」

植村花菜 トイレ掃除の意義について—
「小さい頃、トイレ掃除だけがどうしてもいやで、出来なかった時に(祖母から)『トイレにはすごいきれいな女神様がいて、毎日トイレ掃除を頑張ったら女神様みたいにきれになれるんやで』と言われ、その日から掃除をするようになった。
(中略)べっぴんになるだけじゃなくて、金運や健康運にもいいみたいなので、是非皆さん、トイレ掃除を・・・。なんか私、トイレの宣伝しているみたい(笑)」

荻上監督 もたいさん演じる“ばあちゃん”について—
「すごく面白くて存在感のあるオーラを出してくれている。」

荻上監督 作品について—
「ユーモアと愛情をたっぷりと込めて作った映画なので是非皆さんに楽しんでもらいたい。」

トーク終了後:植村花菜が「トイレの神様」を熱唱。