第7日目を迎えた7月29日(木)には、長編部門3作品と『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』バリアフリー版(配給:松竹)と『E.YAZAWA ROCK』(配給:東映)の上映が行われました。

「感動をみんなのものに」をキャッチフレーズに映画館や劇場から家庭まで、映像コンテンツのバリアフリー化に取り組むNPO法人メディア・アクセス・サポートセンターの技術協力を得て、本映画祭で初めてのトライアルとなるバリアフリー上映を行いました。同法人は、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ内のインキュベートオフォイスに入居しており、目や耳の不自由な方が映画鑑賞を楽しめるよう日本語字幕と音声ガイドの制作を多数手がけています。

より多くの観客の皆様と感動を分かち合うことを目指し、山田洋次監督の『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター』バリアフリー版を上映しましたが、大勢のお客様にご来場いただき成功裡に終えることができました。

また昨年劇場公開された矢沢永吉のドキュメンタリー作品『E.YAZAWA ROCK』を「SKIPシティ・セレクション」のうちの1作として上映しました。
会場には、増田久雄監督(長編部門・国際審査委員長)と襟川クロさん(短編部門・審査員)が来場し、上映後のトークセッションが行われました。

【長編部門(国際コンペティション):本日の上映作品】
『テヘラン』(ナデールT・ホマユン監督/イラン・フランス/95分)
『seesaw』(完山京洪監督/日本/70分)
『ニュースメーカーズ』(アンダシュ・バンケ監督/ロシア/107分)

期間中の様子は、映画祭公式サイト(http://www.skipcity-dcf.jp)にデイリーニュースが毎日掲載されますので、どうぞご高覧下さい。