開催中の第14回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010年・オフシアター受賞3監督が再会した。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリの『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』奥田庸介監督は、ワールド・ファンタスティック部門で『ゴールデンスランバー』(中村義洋監督)、『ソフトボーイ』(豊島圭介監督)、『時をかける少女』(谷口正晃監督)、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(堤幸彦監督)などと同じ部門での上映、15日のオープニングセレモニーにスタッフ・キャスト陣と共にレッドカーペットを歩いた。また、ヴィジョンエクスプレス部門で『脚の生えたおたまじゃくし』前野朋哉監督は、『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(入江悠監督)、『ACACIA−アカシアー』(辻 仁成監督)、『ボックス!』(李闘士男監督)、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(三浦大輔監督)、『パーマネント野ばら』(吉田大八監督)、『シュアリー・サムデイ』(小栗旬監督)、『家族コンプリート』(今泉浩一監督)と同じ部門に上映された。

毎日発行されるデイリーニュースで、奥田庸介監督も取り上げられ、インタビューをうけた。
また、北海道知事賞を受賞した釜山市在住の『壁』ヒョン・スルウ監督がプチョン映画祭を訪れ、奥田庸介監督、前野朋哉監督らとひとときを過ごした。現在、3監督とも次回作の準備中で、お互いの今後について語ってくれた。

現在開催中のぴあフィルムフェスティバルでも2年連続でノミネートされている奥田庸介監督は『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』の受賞結果は、30日発表される。すでに次回作のシナリオを執筆中。前野朋哉監督も次回作を準備中で、3監督とも年内完成に作業を進めている。
今後の活躍が楽しみである。

また、09年の審査員長である高橋伴明監督がプチョン映画祭の審査員として参加しており、上映後のパーティなどで、交流を深めている。
本年のプチョン映画祭は、日本映画も多く、多くの監督が参加しており、毎晩、監督らは、交流を深めている。

(Report:Yasuhiro Togawa)