構想4年、製作1年、足掛け5年にも及ぶ小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』。小栗旬自らが脚本家に原案を持ち込み、運命に導かれるようにスパークした2つの才能はリアル(現実)とファンタジー(理想)を融合させたスタイリッシュなストーリーを作り上げました。

物語を牽引する小出恵介を筆頭に、小栗旬自ら参加したキャスティングによって、豪華キャスト・スタッフが終結した、アクション、サスペンス、サプライズ溢れる、小栗監督渾身の青春群像エンタテインメントの誕生です!

そして、この度、本作の公開直前イベントとして、『シュアリー・サムデイ・スーパー・サマー』を開催する運びとなり、「いつか、きっと・・」と、5人の夢が叶った瞬間のライブパフォーマンスを巧(小出恵介)withシュアリー・スターズが今宵限定で披露しました!

また、トータス松本さんもステージにかけつけ、書き下ろした主題歌のアコースティックバージョンを初披露!さらに、菅野よう子さん、手嶌葵さんの限定コラボが実現となります。

なお、今回は監督たっての希望で観客と一緒にステージを鑑賞し、観客席から舞台に登壇したため、1200人の観衆で埋め尽くされた客席から、悲鳴にも近い大歓声が沸き起こりました。

映画『シュアリー・サムデイ』公開直前イベント
「シュアリー・サムデイ・スーパー・サマー」

●イベント名:「シュアリー・サムデイ・スーパー・サマー」
●日程:7月11日(日)
●時間:17時30分〜上映開始/19時30分〜 舞台挨拶&ライブイベント開始
●登壇者:小出恵介、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛、小西真奈美、小栗旬(監督)
●シークレットゲスト:トータス松本、手嶌葵、菅野よう子
●場所:東京国際フォーラム ホールC

【イベントレポート】
映画の上映終了後MCのLiLiCoさんが登場。

■LiLiCo:
皆さん映画はいかがでしたか?
実は今日皆さんといっしょに小栗監督も映画を観ていたんですよ。
小栗監督どこですか〜?

というLiLiCoさんの呼びかけに応じて、小栗監督が後方の客席から登場!
場内からは悲鳴のような大歓声!! 客席の間を歩き、お客さんたちの歓声に答えながらゆっくり舞台まで歩いてきました。

■小栗監督:
いやーいい映画でしたね(笑)。面白かったです!!
皆さん笑ってほしいところで笑ってくれていたので。やっぱり大竹しのぶさんは鉄板ですね!最初は皆さんの空気が固かったんですけど、途中から皆さんが集中してみて下さっているのが分かったのでよかったです。

■LiLiCo:
ありがとうございます。そろそろ最初のゲストを紹介して下さい。

■小栗監督:
なんか僕ら紅白歌合戦の司会見たいですね(笑)。
では、1人目の方を紹介します。まさか来てくれるとは思わなかったです。
“トータス松本”さんです!

場内から大歓声があがりトータスさんが登壇!
小栗監督と固い握手を交わしました!!

■トータス松本さん:
小栗くんと俳優の皆さんスタッフのみなさん、こういう日を迎えられておめでとうこざいます。緊張するな。なかなかないですよね。結婚式とこういうイベントに呼ばれて演奏するのが1番緊張するんですよ。

すごい前に小栗くんと酒飲んでた時に「俺、映画つくりたいんですよ。
監督やります」って話を聞かされて。「もしその映画の話が進んだらトータスさんに曲を書いてもらいたいんだけど、書いてくれますか?」って言われたんですよ。
その時は酔った勢いで「うん」って言って。でも、本当にやるとは思っていなくて。それからしばらくして本当に映画を撮ることになって、「小栗やるな〜」と思いました。それで、約束通り曲を書いたんです。
主人公達がバンドを始めるってなった時に、俺だったらどういう曲を書くかなと想像して書いた曲です。では、聞いて下さい。

ここで、アコースティックバージョンの「シュアリー・サムデイ」を情感たっぷりに松本さんが披露!! 気分が乗ったのか曲が終わった後、客席にむかってピックを投げ込みました!

■LiLiCo:
トータスさんありがとうございました。いや〜、よかったですね!!
では、ここで今回参加できなかった出演者の方からのビデオメッセージをご紹介します。

■勝地涼さん:
「俺にもやっと彼女が出来た〜♪」(と最後の自分のシーンを再現。)
こんばんは。京平役を演じた勝地涼です。今僕はNYにいます。
小栗くんの代わりに佐々木小次郎をやっています。皆さん映画はどうでしたでしょうか? 今日は小出君が歌手デビューということで。
俺はいないということで。俺がしゃべっていても、どうせ早くみんなに出てきてほしいなって思ってるでしょ?小栗旬が出てきてほしいって(笑)。

今日イベントに参加できなくて残念です。是非みなさん、この映画をバンバン宣伝してください。

■吉田鋼太郎さん:
亀頭役を演じた吉田鋼太郎です。今僕はNYの48ストリートの摩天楼の下で撮っています!!(後ろには日本語で「火器厳禁」と書かれた看板が…)皆さん映画は楽しんでいただけましたでしょうか?

小栗監督のおかげで僕自身楽しんでやらせてもらいました。今僕はNYなんで(?)みなさんにお会いできなくて残念です。1回とは言わず何回も映画館に行ってスクリーンで見て下さい!!以上NYからでした(笑)。
(最後に“ジャパン○○”という看板が映しだされる…)

ここで、メイキング映像が上映され、その後、小栗監督やキャストのスライドショーが始まりました。その上映が終わると幕が上がり、そこには菅野よう子さんと手嶌葵さんが! そして「Because」と「シュアリー・サムデイ」のストリングス&ピアノバージョンを披露!
手嶌さんのキレイな歌声と菅野さんのすばらしい演奏に場内からは大歓声が上がりました!!

そこへ花束を持った小栗監督が客席から駆け付ける。
花束を渡した小栗さんに、菅野さん・手嶌さん・Wカルテットからクラッカー&くす玉(「初監督おめでとう」と書かれている)のサプライズプレゼント!!

■LiLiCo:
いやー素晴らしかったですね。是非、トータスさん、菅野さんに音楽を依頼された経緯を教えてください。

■小栗監督:
僕が中高生だった頃、トータスさんの曲にパワーをもらっていたんです。
「こんなに気持ちのこもった曲を歌う人がいるんだな」と思っていて。

ドラマとかで使われると、キャラクターの感情を後押しするような感じになっていると感じていました。だから、自分の映画でも、主人公達の背中を押す瞬間の曲を作ってほしいと言ったんです。

初めて曲を聞いたときはしびれましたね。初めてバンドを組んだ子たちが作ったであろう曲なんですけど、そういう気持ちがこもっていて。
劇中では巧が曲を書いたことになっているんですけど、「巧うまいこと書きやがったな」っていう感じでした。

菅野さんに関しては、やってもらえるとは思っていなかったんですよ。
ダメもとでお願いしてしまいました。僕、菅野さんのCDは全部持ってます。
「カウボーイビバップ」というアニメがあるんですけど、その音楽がかっこよくて。ですから、自分で映画を作るなら菅野さんにお願いしたいと思っていたんです。菅野さんの曲で自分の映画を見てみたいなと。

決まってからは夢のような作業でした。菅野さんに脚本を読んでいただいて、「やってくれるらしいよ」ってなって。
シーンごとに音楽を作ってもらったんですけど、どの曲も合っていてビックリしました。音楽のおかげで映画は200倍ぐらいよくなりました。
手嶌さんの歌もやばかったです。グッときました。素晴らしいです。
なんであんなにキレイな声をしているんだろう。エンドロールはあの曲(「Because」)のおかげで500倍よくなりましたね。
僕には音楽の才能が1個もないので…

■LiLiCo:
ほんとうに素晴らしかったです。でも、みなさん、あの曲も聞きたいですよね!! いよいよ巧(小出恵介)withシュアリー・スターズの登場です。曲は「シュアリー・サムデイ」!!!

舞台の幕が下り、巧(小出恵介)withシュアリー・スターズが登場!!
場内から大歓声が!(4人は劇中の衣装を着ている。勝地さんのパネルも置いてある)ときどき目配せをしながら演奏するメンバーに、場内の興奮も最高潮になり、1200人の観客が手を振り始めました。大歓声の中、4人の演奏が終了し、4人はつないだ手を挙げて歓声に応えました。

(続く)