7/17(土)に映画『私の優しくない先輩』が公開となります。本作のエンディングでは川島海荷さん扮するイリオモテヤマコが歌って踊る「MajiでKoiする5秒前」が観客に絶大なインパクトを残します。広末涼子さんの名曲に乗せて、オールキャストによるワンカットのダンスシーンを手掛けたのは「涼宮ハルヒシリーズ」の“ハルヒダンス”の仕掛け人としても有名な“ヤマカン”こと山本寛監督。振り付けはAKB48などのダンスでおなじみの振付師、夏まゆみさん。本作の公開を記念して、ダンスパフォーマンス付の試写会を執り行いました。
告知は公式サイトのみで4日間の募集期間という短い間だったにもかかわらず300件を越す応募が寄せられ、会場にはナマのダンスを一目見ようと2時間以上前から開場を待つファンも現れるほどの熱狂ぶりを見せました。

さらに今日は秋葉原でライブ&バーを行うお店・ディアステージさんがスペシャルゲストとして登場し、アニメのダンスといえばヤマカン!という印象を決定づけた作品でもある「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマ曲「ハレ晴レユカイ」を披露。ディアステージさんのリハーサル中にはなんとヤマカンご本人が振り付けを指南する場面も。

「MajiでKoiする5秒前」は、本作で川島さん演じる耶麻子の親友・喜久子を演じた児玉絹世さんが登場しダンスを披露。会場を沸かせました。以下は、児玉絹世さんに続いて登壇した山本監督および児玉絹世さんによる舞台挨拶の書き起こしとなります。本イベントのご紹介ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします。

【日時】 6月29日(火)  【場所】秋葉原UDXシアター(千代田区外神田4-14-1)
【登壇者】児玉絹世さん(筧喜久子役)、山本寛監督、秋葉原ディアステージの皆様
−−−初実写映画ですが—

監督 : 写とアニメの線引きにはこだわっていないので、「我が家」はアニメだと思っていますが、
児玉 : 実写だけどアニメっぽい作品ですよね。特に私のキャラクターはとてもアニメっぽいと思います。

−−−今日のテーマでもあるダンスですが、撮影は大変だったとか
監督 : 実はワンカットで撮っているんです。
かなり大掛かりな撮影だったので、一人がダンスをミスすると撮り直しになってしまい、
全部で6テイクくらい撮りました。
でも結局、みんなの顔がいちばん元気だった1テイクめを本編では使用しています。
児玉 : 本当に大変でした。なのに5回ぶんが無駄になっていると聞いてちょっとショックです…(笑)

−−−この映画の見所は
児玉 : アニメっぽいと言いましたが、特に喜久子というキャラクターは作りこんでいます。
      最初は暗いのがだんだん変わっていくので、喜久子の細かい変化に気付いてもらえたらと思います。
監督 : 自分の中ではかなりターゲットを気にしながら作りました。
過去の僕の作品を観てくださっているアニメファンの方々には、気に入って頂ければもちろんうれしいですし、気に入らなかった場合はさっそく2ちゃんねるなりツイッターに(文句を)書き込んでください(笑)