この度、『グッドモーニング・プレジデント』のチャン・ジン監督が来日し、ティーチイン付き試写会を開催しました。
チャン・ジン監督は、「チャン・ジン式コメディ」と呼称されるシニカルかつ風刺の効いた独自のコメディを生み出す才人。“韓国の三谷幸喜”と称されている。
 01年にはウォンビンの出演で話題をまいた長編3作目となる『ガン&トークス』を発表。04年には盟友のチョン・ジェヨンを主演にした長編4作目となる『小さな恋のステップ』を発表し、釜山映画評論家協会賞脚本賞を受賞している。
そして05年は、自作同名戯曲を元にした『トンマッコルへようこそ』を製作し、800万人を 越える観客を動員。同年のナンバーワンヒット作に導いた。また同年に自作同名戯曲を監督した『拍手するときに去れ』も年間興行成績10位にランクインするなど活躍している。

Q以前は新婚でお子様が生まれたばかりでした。そしてまさに作品の中でチャン・ドンゴンさんはシングルファーザー役ですね。

Aチャン・ドンゴンさんは実はこの映画の前まで、子供の抱っこの仕方もわからなかったんです。そして実はあの抱いている子供は僕の子供です。自分の甥っ子も抱いたことなかったのですが、最近では僕の息子を抱っこして勉強していますよ。チャン・ドンゴンさんは10月には子供も生まれるので良いことだと思います。

Qすごく楽しい作品でしたが、始めに浮かんだ面白いエピソードは何ですか?

Aまず、チャン・ドンゴンさんという俳優を使ってコメディを撮るなんてことは誰も考え付かなかったことなのでそれを想像しただけで非常に楽しかったです。
そしてまた、大統領をテーマにすることは韓国ではとてもナーバスで難しい問題だったのですが、それをやってやるということ、殻を打ち破るということが非常に楽しみでした。

Q大統領をテーマにしたことについて。
A10年前だと撮れなかったでしょう。おそらく10年前に撮っていたら今ここにいないでしょう。きっと別の場所(牢屋)に入ってしまうでしょうね(笑)

Q チャン・ドンゴンさんのキスシーンが物足りなかったのですが(している振りのようで…)、監督としてはあれで十分だったということですか?
A私はちゃんとキスをするように指示をだしていたんですよ。しかし撮影中は遠くから撮っていたので。
ハン・チェヨンさんは撮影当時、新婚だったので分かりますが。なので私はその時に、
「は!」と勘付きました。チャン・ドンゴンにはいい女がいると。(笑)

Qキーパンソンである人物が料理長である理由は何ですか?
韓国の大統領というのは5年経てば変わります。しかし、彼ら(料理人)はずーとそこにいます。これはまさに国民をあらわしています。料理長という存在は国民に一番近い存在として描いています。料理長が難しいことや説教することではなくて、単純に国民が思うような国のために人間として、大統領は国民の声をしっかり聞いてこそ国が困窮から向抜け出せる一つの真意ではないかとという私なりの考えが表現されております。

『グッドモーニング・プレジデント』
7月24日(土)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋、ほか全国順次ロードショー

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