現在公開中の、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』の主演女優、成海璃子が、現地時間5月17日、カンヌ映画祭にて、書道パフォーマンスを披露いたしました。

澄み渡る青空で絶好の“パフォーマンス日和”となった5月17日、本作のモデルとなった愛媛県立三島高校書道部の6名の部員とともに、カンヌのザメンホフビーチに特設されたステージで書道パフォーマンスを行いました。

当日は、リハーサル時より、多くの観光客が見物をしてくれ、大きな書を書き上げるごとに拍手喝采となりました。

また、“かわいすぎるイギリス人”として有名な、ベッキー・クルーエルと、BMXの元世界チャンピオンの内野洋平氏も特別参戦!

ベッキーは成海とともに袴を、そしてその後、三島高校の生徒たちと、JAPANESE GIRLS POPの象徴でもある、女子高生の制服姿でパフォーマンスを行いました。

成海は、今回、三島高校と一緒に練習する期間がほとんどなかったため、「チームワークが大事な書道パフォーマンスで一緒に練習できていないのはとても不安」と話していましたが、「書道ガールズとしてのパフォーマンスは今回が最後だと思うので、精一杯やります」という意気込みどおり、当日の午前中を全て練習時間にあて、本番では素晴らしい字とともに、チームワーク抜群のパフォーマンスをビーチに集まった観客の皆さんに披露しました。

終了後、成海は「無我夢中で何も覚えていません。ただ、撮影前からずっと練習してきた書道に思いを込めて書きました。この思いが海外の人たちにも少しでも伝わってくれたら、と思います」と語りました。

<パフォーマンスで書いた書について>
1.
「I ハート Cannes! 書道ガールズ参上!
(英文とハートマークをベッキー・クルーエルが、「書道ガールズ参上!」を成海璃子が書きました)

2.
「文化の架け橋 Le Pont de Culture Neo−Japonism」
(文化の架け橋を成海が、仏文をベッキーが、BMXライダーの内野氏が橋の線を書きました)

3.
「大切なもの 信頼できる 心からの友達 心友 
Des Choses Precieuses Les amis dignes de confiance」
(“心友”という大きな字を成海が、仏文をベッキーが、それ以外の文字を三島高校書道部のメンバーが書きました)

作品自体は正式出品作品ではありませんが、映画祭マーケットにて海外販売を行っています。

このパフォーマンスを受けて、18日のマーケット試写には「パフォーマンスを見て」という各国のバイヤーが訪れ、評判も上々とのこと。今後の海外セールスに期待ができる結果となりました。