日本を代表するベストセラー作家・浅田次郎の小説「日輪の遺産」が、『半落ち』『出口のない海』の佐々部清監督により、待望の映画化!
マッカーサーの財宝200兆円をめぐり、軍の密令を守り抜いた将校達と20名の少女との壮絶な感動のドラマです。
主演は『南極料理人』『ゴールデンスランバー』と出演作が立て続けにヒットし、今最も勢いのある堺雅人。共演には、中村獅童、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、八千草薫ら、名だたる個性派・実力派俳優が名を連ねています。

5月11日(火)、東映東京撮影所にて会見が行われました。

【日時】5月11日(火)
【場所】東映東京撮影所 No.7スタジオ
   (東京都練馬区東大泉2丁目34番地) 
【登壇者】:堺雅人、中村獅童、福士誠治、佐々部清監督

—撮影はいかがですか?

堺さん:今日は男3人だけの撮影でしたが、他の撮影ではユースケ・サンタマリアさんと20人の女学生が加わって、毎日が新鮮で、演じていて楽しい現場です。戦争を描くにあたっては、分かったふりだけは避けたいと思いました。あと、型にはまった軍人にならないように気を付けています。
 映画で描かれる現場、その場にいて息吹のある演技をする、演技を楽しむ役者はそれしかできないと思います。
 初めてと言えば「居合の達人」という役柄で、40時間以上特訓してます。

中村さん:20人の女学生とのシーンで、彼女達のたたずまいを見ていると心に響くものがあり、新鮮でした。もんぺをはかせると、やはり日本人だ(笑)と思いましたし、時代を飛び越えるような瞬間にドキッとさせられました。戦争映画は作品を通じて何を感じていただけるか、ということだと 思うので、一生懸命やっています。

福士さん:佐々部監督とは『チルソクの夏』以来7年ぶりにご一緒させていただきました。ずっと、もう一度ご一緒したいと思っていたので、役者としての喜びを感じながら演じています。英語を使うシーンがあるのですが 特訓しながら準備しています。

—作品への意気込みは?

佐々部監督:脚本を作り始めて4年目になり、いつ実現するのかという状況が続きました。助監督時代、最後の仕事が『鉄道員(ぽっぽや』だったこともあり、自分の10作品目となる節目に、ファンである浅田次郎さんの作品を映画化できるということで感無量です。こうして素晴らしいキャスト
 を迎え、周りの方々に感謝しながら、恥ずかしくない作品に仕上げたいと思っています。

◆原作:浅田次郎「日輪の遺産」
◆監督:佐々部清
◆脚本:青島武
◆出演:堺雅人 中村獅童 福士誠治 
    ユースケ・サンタマリア 八千草薫

◆配給:角川映画
 http://www.kadokawa-pictures.co.jp/

2011年公開予定