「RAILWAYS49歳で電車の運転士になった男の物語」 公開記念
女性だけのプレミア試写会 “らぶてつ” イベント

本日、映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 」の公開を記念し、鉄道好の女性のみを集めた試写会イベントが開催されました。
今、社会現象にもなりつつある鉄道ブーム。これまでの「鉄道ファン」のイメージとは全くちがった、新たな“テツ”のコミュニティが、続々誕生しています。中でも、女子テツ、テツ子などと呼ばれる「女性」の鉄道ファンが増えてきており、この勢いは今後も更にブームとなっていくこと間違いなし!!
会場となったスペースFS汐留には我こそテツコ!という熱きベテランの方から、少し鉄道が気になり始めたソフト鉄、子供と一緒に電車を追いかけるママ鉄の方々など、ありとあらゆる鉄道好き女性が駆け付け、「ここでしか聞けない女性のための最新“鉄”情報」に耳を傾けました。
会場には、その第一人者である素敵な鉄子ゲストを迎えながら、MCには、女性に囲まれながらの唯一の鉄男として、中川家が登場!!鉄道ファンでは無くても思わず聞きいってしまうほどの“鉄道話し”に会場は終始笑いに包まれました。

登壇者挨拶
矢野さん
今日は札幌から飛んできました、飛行機で(笑)、でもその後は京急で来ました。
豊岡さん
ママ鉄の豊岡真澄です。3年前に礼二さんと雑誌で対談させていただきました。
3年前はまだ“鉄子”が多くなかったです。子供にも(電車)の英才教育をしています。
紗耶さん
もともと乗り物全般と地図が好き。そこから路線図を見るようになり電車が好きになりました。
久保田さん
早稲田大学の鉄道研究会に所属しています。最近、鉄研の女子は増えています。
好きな対象が違うので各自違うところへ出かけ、合宿の時に持ち寄るスタイル。
合宿って体を鍛えるとか、そんなイメージがあるが、鉄研の合宿っていったい何を!?との剛さんの疑問に、
 「目的地を決めて、それぞれ好きな路線、嫌いな路線があるので別々のルートで合宿先を目指します。ホテルの部屋は1つ余分に予約し、模型部屋を作り一晩中Nゲージを走らせるんです!!」と鉄研の活動っぷりをこっそり披露、そのコアな活動っぷりと、 鉄子たちのあまりに熱〜い鉄道トークに、鉄道ファンではない剛さんはついていけず、終始絶句!?
 
ここでしか聞けない「鉄子」のおススメマル秘情報
矢野さん
壇上には映画「RAILWAYS」にも出てくる一畑口という駅で矢野さんが撮影された写真を展示。
「山陰は“お弁当を忘れても傘を忘れるな”というほど天候が不安定で雨の多い地区。一畑駅の駅員さんが、駅からホームまで距離があるので、いきなりの雨に備え傘を用意していると。映画がとてもほのぼのしていて、観ながらそんなエピソードを思い出していました。」と映画の感想も交えながら、自身の鉄道旅の思い出を語った。
「好きな路線は年々増えますが、大宮にある鉄道博物館、こちらは様々な体験ができたり、駅弁が食べられたり魅力的な場所。学生時代電車で初恋の人に会うのに楽しみな列車があって、その車輌に会えないか博物館に来たという印象的な女性に会ったことがあります。初恋鉄道旅は乗るだけではなく、記憶の中での時間旅行などもありいろんな楽しみ方がある。隅から隅まで見れば、もっと新しい発見があるのではないかと思う。」と鉄道の様々な楽しみ方をアピール。

豊岡さん
豊岡さんはご自慢グッズを紹介。
「私も実は運転免許を持っています!」との発言に思わず沸いた会場、横川〜軽井沢間のEF63という電気機関車運転の免許を取得しており、その際、国鉄時代に実際使われていた帽子を記念にいただいたと会場のお客さまにかなりレアなお宝を披露。鉄道を愛してやまない中川家礼二もこれはレアだと目を輝かせた。
何度も運転しているというが「運転は何回もしましたが、何十トンもある重たい機関車をこの小さな体で運転するというのは興奮しました!!!」と。
「映画を見ていると、鉄道好きとしては本当に羨ましい!!!」と礼二さんも豊岡さんも意気投合、「自分に置き換え、漫才を辞めたら僕も京王さんの研修所に行かなあかんのか!?と思いながら映画を見た」(礼二)と会場の笑いを誘った。
また、ママ鉄として、子供が赤ちゃんの頃「JR四国のアンパンマン列車」(実際の車輌メロディーなどが鳴る絵本)の音でのみ子供が泣きやんだという魔法の絵本を紹介した。

紗耶さん
紗耶さんからは、「トレイン色 イロイロ」という電車の車体の色がひたすら載っているだけという本が紹介され、「すごい!すごい!!!」と礼二さんも欲しいと連発!「クレバーなコメントが書いてあり、わかる〜というものばかり!観てるだけでファッション性もあって楽しい」とモデルさんらしい発言も!?
そして、一人で家で飲んでいた時、コンバースが0系に見えてきて…なんと思わず色を塗ってしまった!?というスニーカーを持参。(青が無かったので緑色を塗ることになり結局200系新幹線風になった)新たな「落書き鉄」というジャンルを生み出した紗耶さんに剛さんが「病んでる!」と。翌朝起きて自分でも病んでいると思ったという紗耶さんの発言に会場は爆笑に包まれた。
ほんまに鉄道が好きなんだと伝わってくる。親近感がわいた。と礼二さんも終始感動しきり。

久保田さん
都会の生活に対しての一番の憧れはメトロだったという久保田さん、実家ではラッシュなし、電車は1時間に1本という生活だったが、今や上京し東西線にハマリ、ラッシュに乗り毎日生活しているとのこと。建築の勉強をしているので、駅の構造をいろいろ見るのも建築家を目指すものとしては勉強になると、更なる鉄道の楽しみ方を紹介した。