映画『忍邪』が6/19(土)より公開いたします。                                                                   
本日(5/11)、出演者である合田雅吏さん、虎牙光揮さん、柏原収史さん、豊川めいさん、永倉大輔さん、千葉誠治監督をゲストに完成披露試写会が行われました。

●実施日時:5月11日(火)●場所:富士ソフトアキバシアター
●登壇者:合田雅吏(40・ごうだまさし)、虎牙光揮(35・こがみつき)、柏原収史(31・かしわばらしゅうじ)、豊川めい(25・とよかわめい)、
永倉大輔(46・ながくらだいすけ)、千葉誠治監督(45・ちばせいじ)
—————————————————————————————————-———
<イベントの様子>面白エピソード満載の笑いの絶えない舞台挨拶となりました。放送中のドラマ「水戸黄門41部」で第5代目格さんを卒業することになった合田さんは、「日本ひろしといえども、7年間コンスタントに毎週立ち回りをやってきたのは、僕と助さん役の原田さんしかいないと自負してます。」と、アクションに自信を見せました。
●一言挨拶
合田: 今日は雨のなかありがとうございます。この作品はいろんな要素が入っていて満載です!
柏原:今日はありがとうございます。毎回このシリーズをやらせて頂いて毎回毎回アイデアを監督を出して頂いて、いつも楽しみです。今回も楽しみでした。
虎牙:ありがとうございます。話すこと考えてなかったです(笑)。楽しめましたか?宜しくお願いします
永倉:短期間ではありましたが楽しい撮影になりました。今日初めて見たが、ドキドキして見ました。
豊川:アクション、特殊メイク、見どころ満載だと思います。ただのアクション映画じゃありませんので見てください!
監督:ここにいる皆さんと一緒に仕事をやっています。この前時代劇をやっていて、今回は一風変わって、なるべく海外に向けて作っていきたくてビジュアルを凝った感じにして、刺激的なものを盛り込みました。特殊メイクとアクションという感じでやってみました。

●撮影エピソード
合田:今日初めて見て、シーンごとにその時ことが思い浮かんで、内容的にはアクションあり、メイクあり、ドンデンありなんですけど、シーンシーンでおもしろいことがありすぎて、ニヤケながら見てしまいました。例えば、前半で永倉さんが豆を食べながら芝居をしているんですけど、テイクが重なり、豆も尽き、本人も食べるのいやそうでした。(虎牙:ピスタチオでしたね)ピスタチオっていうあだ名がつきそうでしたよね。(永倉:しばらく食べられませんでした。)いない人の影が映ったり怖いところもあった。(監督:階段登って行くところで影がね。
OKカットだったけど今回使えませんでした。)
同じ現場で急にスタッフが消えたことがあって、ただ崖に落ちただけでしたけど(笑)みんなが大丈夫かって言ったら、完全に落ちて大丈夫じゃないんだけど、「そのまま大丈夫です」って(笑)。(虎牙:落ちながらOKでーす!って)。時間と睡眠時間との戦いでしたが、メンバーが楽しい人たちで、面白ろかったっていうイメージしかないです。それが画面を通して皆さんに伝わればよいです。

柏原:ほぼ話されてしまったんですが…特殊メイクがあって、1時間半ぐらいかかるので、現場入るのが早かったです。朝、控室で寝て、その
間にメイクをしてもらう1時間半が僕の一番の睡眠時間でした(笑)。
是非今後も特殊メイクを、見たら本当にみんなよく戦っていて、ちょっと楽しちゃたかなって。(監督:次回作も楽のやつを)。
いつも同じメンバーでやっていて、毎回大変なんですけど楽しいです。監督がいつもリュックをしょっていて、その中に死ぬほどプロットがたまっているんです。いろんな今後の作戦のやつがあって、リュックサックじゃなくて、プロットサックって言っているんですけど(笑)。(監督:柏原さんを食べさせないといけないので)。そういえば、水戸黄門さんが終わったんですよね?7年でしたっけ(合田:小学生以来6年以上同じことを続けました。)あとエピソードで言えば、虎牙さんの体脂肪が3パーセントっていうね。

虎牙:退役だけみるとトップアスリートって言われて、別の撮影でボクサー役があって、(柏原:今1%から20%にあがるドキュメンタリーを考えててますから。)リバウンド物語です。(柏原:ラストシーンから撮っていくんでしょ?)これより落としたら生きていくことの不便が色々とでてきますから(笑)。
千葉監督と下村アクション監督が考える、(アクションシーン)は新しい、刀の使い方一つにしてもこうしちゃうんだとか、あの人変態なんで。刀の可能性を広げてくれて楽しかったです。4人仲が良くて、わくわくしながらやっていたので、現場で話すととまらないので、それもアクションにつながったんじゃないかと、アクションは呼吸が大事なので。会話といっしょです。馬鹿話ばかりしてました。
合田さんは熱いんですよ。柏原さんはまっすぐな人。ナチュラル。永倉さんは常に面白いイメージです。
永倉:全然面白くないです。アクションがすごくて、僕は楽しかったというより辛かったですね(笑い)
リハーサルのときから、まだやんの、辛いんですけどって…大変でした。一番年寄りなんですけど、きついですね。今鍛えてますが、体脂肪率はたくさんあるんですけど(笑い)。

豊川:4人の話にはいっていけないくらい…私の出ているシーンは最後の夫との1日のシーンが断片的に出てくる部分しかないのですが。素晴らしいアクションあり、特殊メイクあり、サスペンス、色々ありますけど、それ以外に今日見て思ったのは、ああやって断片的にシーンがてくることによって、恵麻が何をやっているのかとか、違った視点で考えていました。何回か見て、別の視点からも見て楽しめることができると思います。監督が素晴らしいのは、家族のことをぽっと思い出させるようなシーンがあることです。主人が戦っていると思って見ていました。

監督: いつも時代劇をやっていて、今回アクションと特殊メイクをいれて大失敗しました。スケジュールがいつもといっしょですごく大変でした。メイクがすごく大変で、スタッフがバタバタと倒れました。地べたで寝て、朝を迎えるということがありました。こういうことはやっちゃいけないんだな、と思いました。うまく寝れればいいんですけどスタッフはやなんだなぁ、と。せめてこの映画が当たって「忍邪2」を作れればいいですね。

●今回一番のポイントである伝染病を取り入れたのはなぜか?(監督に対する質問)
監督:つい最近見た「ハートロッカー」も自爆テロでしたが、現代、日本で取り入れるのは難しい。昔は身を滅ぼして何かを救うということが頻繁にあったんですよ。今まで描いた映画があまりなかったので、世界各地でテロなども問題となっているが、それを日本の戦国時代に置き換えて描いてみました。また、前作で爆薬をつかったので、現代でも伝染病という問題があると思うんですが、そういったものを組み合わせてみました。なので、いたってリアルな話だと思います。戦国を舞台にしているが、意外と現代を描いていると思います。

●水戸黄門での経験は今回生かされているか?(合田さんに対する質問)
合田:アクションの部分はもちろんです。毎週アクションをコンスタントに7年間やってきたのは、僕と助さん役の原田さんしかいないと自負してます。まったく違うアクションですが、体の使い方でしたり、刀の使い方とか生かしています。「水戸黄門」では人を斬ることは実際にはないので、そういうフラストレーションを解放してくれる場でもありました。時代劇というジャンルの中で、服装のさばき、着方ももちろん利用して、さらに新しい要素をいれました。技術的にも精神的にも相乗効果があって、撮影した後、京都にもどると新しい気持ちでできました。