今年、誕生65周年を迎える「きかんしゃトーマス」の新作映画『きかんしゃトーマス 伝説の英雄(ヒロ)』が現在、全国の劇場で一斉に公開されております。
本日は、この新作映画の劇場公開を記念いたしまして、「きかんしゃトーマス」の応援隊長として、石田純一さんと、ソドー鉄道の局長のトップハム・ハット卿をお迎えし、トークイベントを開催いたしました。

日時:2010年4月28日(水)
場所:アクアシティお台場 メディアージュ内 シネマメディアージュ
登壇者:石田純一、トップハム・ハット卿

(石田純一とトップハム・ハット卿が英語で談笑しながら登場)

石田純一(以下、石田):本物のトップハム・ハット卿ですね。今日は応援にきてくれてどうもありがとうと言われたので「Very horner to see you.(お会いできて光栄です)」と答えました。

司会:『きかんしゃトーマス 伝説の英雄(ヒロ)』ご覧いただいて、いかがでしたか?

石田:非常に面白くて、まず童心に返ってしまいましたね。元々、良き時代のイギリスのお話ですが、世界中の子供たちと、子供心を忘れない大人たちにも観て欲しいですね。今日もお子さんがたくさんきていますが、教材としてもとても良いと思います。子供が生まれたらぜひ見せたいですね。

司会:石田さんご自身は、トーマスの思い出はありますか?

石田:幼稚園、小1のときにアメリカにいたのですが、そのときに教材として見ていたので、個人的にはそれを思い出して懐かしかったです。メリーランド州というところだったのですが、そこの景色や、匂いなんかを思い出しました。

司会:映画では、日本のキャラクター“ヒロ”が登場するのですが、いかがでしたか?

石田:日本の機関車“ヒロ”が登場し、友情やライバルといった話のキーになっていますよね。世界に通じる物語ですが、日本の “ヒロ”が登場するのは非常に誇らしいです。これから世界でどのように受け入れられるか楽しみですね。“ヒロ”の名前は、“ヒーロー”とかけているのかな?

トップハム・ハット卿:Double Meaning.(両方の意味ですね)

石田:やはりそうですね。そして、鉄道ファンはぐっと盛り上がるのではないでしょうか。

司会:お孫さんも鉄道好きだとか?

石田:はい。小さい頃、「トーマス、トーマス」と言っていました。

司会:最後に、これから観られる方々にメッセージを。
石田:とっても素敵な物語が帰ってきました。われわれの世代も、若いパパ・ママの世代にとても懐かくかわいい物語ですので、ぜひ観ていただきたいです。色々な訓話的な話も含まれているので、教育的にもおすすめです。

【囲み取材】
—劇場にはお子さんがいっぱいいましたが?

石田:そうですね。子供ができたらぜひ観せたい映画だと思いました。自分も小1の頃見ていました。個人的にはとても懐かしいです。トーマスの映画は、我慢強さ、友情、信頼など生きていくうえで大切なものを学ぶことができると思います。

—石田さんもトーマスから学びましたか?

石田:そうですね。意地悪なスペンサーが出てきますが、「古き良き」の反対、最新で薄情で優秀という機関車ですが、最後にはそのスペンサーも巻き込んでいくのは、トーマスのすごさだと思います。理子も、ゴルフ部のコーチに観せられたと言っていました。男の子はみんな鉄道好きですが、それだけじゃなく愚直に信じること、忍耐、強さなどを学んで欲しいとのことだったようです。彼女は明日からトーナメントですが、トーマスは諦めない。

—石田さんも諦めない?

石田:はい。でも負けたことも数多いですから。仕事でも恋愛でも。打席には立ちますが。

─トーマス、東尾監督に似てますね。

石田:ほんとですか?かわいいですよね。

─東尾監督に伝えておきます?

石田:トーマスだ(笑)!……ちょっと待ってくださいよ!新たな火種になるからやめてくださいよ。

『きかんしゃトーマス 伝説の英雄(ヒロ)』
全国公開中