4月26日、千代田区のよみうりホールにて、映画『孤高のメス』のマスコミ向け記者会見と完成披露試写会が行われた。記者会見には主演の堤真一をはじめ、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、平田満、監督の成島出が登場した。

本作品で、高度な医療技術を持つ外科医を演じた堤は、自身と役の共通点を問われると、「全くありません!」と言い切った。また、手術シーンへの練習はどのように行ったのかとの問いに、「実際の手術を見学させて頂いて、オペ室の雰囲気を肌で感じることができました。それに、医大生が実際に使う手術キットを使っての練習もしましたね。」とリアルさを追求したエピソードを明かした。

堤演じる外科医の助手を演じる吉沢悠は、そんな堤の真剣さで満ちたオペシーンに触れ、「堤さんが一瞬2倍の大きさに見えたことがあって、それから堤さんを尊敬するようになりましたね。」と堤を持ち上げたところ、「うっとおしくて、ただ大きく見えただけだと思います(笑)」とツッコミ、笑いを誘った。

完成披露試写会の舞台挨拶では、原作者の大鐘稔彦とイメージソングを手掛けた馬場俊英も加わり、映画のヒットを祈願するため、ダルマの目入れが行われたのだが、筆入れの際の堤のお茶目な仕草にホールに集まった観客は終始歓声を上げていた。

映画『孤高のメス』は6月5日(土)より全国ロードショー!!

(Report:森根隆之)