原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ他超豪華キャストで贈る『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10月16日(土)全国公開)が4月13日(火)クランクアップを迎えました。
クランクアップに先立ち、4月3日(土)撮影現場が初公開され、キャスト10名が勢ぞろいしミニ会見が行われました。

日時】4月3日(土) 
【場所】日活撮影所 
キャスト: 藤原竜也さん、綾瀬はるかさん、石原さとみさん
阿部力さん、武田真治さん、平山あやさん、石井正則さん、大野拓朗さん
片平なぎささん、北大路欣也さん
監督:中田秀夫監督

【キャストインタビュー】

—台本を読んだ感想は?
藤原さん:今までに読んだことのない台本で、行間を読み取るのが大変でした。
綾瀬さん:読めば読むほど面白くなるお話で、人間の極限を感じます。
石原さん:私が今までやってきた役とは違う役柄だったので、撮影が楽しみになりました。
北大路さん:極限状態の人間が知れる深い話でした。今の世の中に必要なメッセージを感じます。
片平さん:恐怖の段階を演じ分けるのが大変だと思いました。
阿部さん:先が知りたくなる話で、集中して読めました。
武田さん:特異な設定だけど、観た人はとてもリアルに感じると思います。
石井さん:まさか!?僕が生き残るとは思いませんでしたよ(笑)
大野さん:様々な仕掛けがどのように再現されるのか、現場に入るのが楽しみでした。

—豪華出演者の共演について
石井さん:皆さんとは、他作品などで少しずつ絡んでいるので、凄くやりやすかった。
阿部さん:他の現場とは違うふんわりした感じがあって、居心地のいい現場でした。
片平さん:若い人ばかりで緊張していました。でも皆凄く優しく接してくれて、年取って良かったなぁと感じました(笑)
石原さん:あっという間に感じられるほど充実していました。
藤原さん:程良い緊張感をもって演技が出来ました。
綾瀬さん:親近感ですかね、とてもやりやすかったです。
北大路さん:キャストもスタッフも皆優しく、現場に通うのが楽しみになっています。藤原さんはどんな人なんだろうと探っています。武田さんはまだ話してくれません(笑)
平山さん:プレッシャーを感じていました。でも皆さん優しくて、他の現場とは違う雰囲気があります。武田さんは楽しいし、北大路さんはカッコイイ。いい経験をしました。一生の思い出です。
武田さん:皆さんに負けないよう頑張っております。また怖いイメージのある北大路さんですが、お茶目で明るいところがあるのでそれを広めていきたいです(笑)
大野さん:デビュー2カ月で、何で僕がここにいるんだろうと毎日思っています。皆さんテレビで観ていた有名な方ばかりなので、嬉しくて思わずニヤケちゃいました。皆さんに色々とフォローして頂いて幸せです。

—それぞれの役所や見せ場を教えて下さい。
大野さん:人を見下した、クールであまり表情を変えない役所です。
武田さん:実際にいそうなリアルな男の役です。
平山さん:今の若い女の子をそのまま表したような役ですね。
北大路さん:違和感のあるおっさんです(笑)そして怖がりで、とても気が小さいです。
綾瀬さん:二面性のある役です。
藤原さん:見せ場ではないのですが、一つの空間に集まっての台詞の掛け合いがとても面白いと思います。
石原さん:唯一正当な理由で参加した役だと思います。ただ真っ当な人物がどのように狂気にかられていくのかを観て頂きたいです。
片平さん:多分私がやるのでミステリー好きの主婦という、原作にない設定になったのだと思います(笑)
阿部さん:前半、混乱している皆を仕切る役で、そこからその男がどうなっていくのかを観て頂きたいです。
石井さん:お金欲しさに、とんでもないことをやらかす男です(笑)妻と別居中の役なのですが、私も以前別居した経験がありましたので、とてもリアルな演技ができたと思います。その点をしっかり感じとって観て欲しいです(笑)

【監督インタビュー】

Q:手ごたえはいかがですか?
監督:皆さん主役クラスのキャストですから、映画10本分というと大袈裟かもしれないけど、映画数本分の密度で撮っているという感じはします。

Q:藤原さんと綾瀬さんの印象を教えてください。
監督:藤原竜也さんが演じる結城のキャラクターに寄り添って、スリルと怖さを味わってもらいたいので、演技を質的に生っぽくしようと思いました。うまく表現してもらっています。綾瀬はるかさんは、ほんわかされた方です。あと目がすごくいいです。演技にそんなに細かく言わなくてもツボを押さえてくれているので、僕はすごくやりやすいです。

Q:豪華出演者の共演で、バランスをとるのが難しかったのではないかと思うのですが、いかがでしたか?
監督:割と早い段階で僕に委ねてもらったので、あまり苦労しなかったです。皆さん演技の質の違う感じというか、少しデコボコした感じはものすごく面白いと思いました。