3月13日(土)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショーの映画『時をかける少女』(配給:スタイルジャム、原作:筒井康隆、主演:仲 里依紗)の公開を記念して、主人公・あかりが恋に落ちる70年代の青年・涼太を演じた中尾明慶さんのトークショーが、4月12日(月)新宿ピカデリーにて行われました。

トークショーには中尾さんの他、谷口正晃監督も登壇されました。中尾さんからは、70年代の青年を演じるうえで工夫されたことや『時をかける少女』の魅力、初共演となった仲 里依紗さんとの撮影秘話などが語られました。また谷口監督からは、監督から見た中尾さんの印象や中尾さんの撮影の裏話、もう一度中尾さんをキャスティングするならどんな役をやってもらいたいかなど、ファンにはたまらないとっておきのお話に場内からは時おり笑い声も出るなど、大盛況なトークショーとなりました。

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【イベント概要】
日時:4/12(月) 18:10の回の上映前
場所:新宿ピカデリー スクリーン5(新宿区新宿3-15-15)
登壇ゲスト:中尾明慶さん、谷口正晃監督

【中尾明慶さんの話】
暗いニュースが起きてしまう今日この頃、目の前にして人と話す時間は今より70年代の方が多かったと思うんです。
一つ一つあたりまえのようなことがなくなっている今はさみしい。
「時かけ」はそんな時代と現代がうまくミックスされた作品です。
人を想う気持ちを大切にしてほしい。大切な人を大事にしてほしい。
それが表現できた作品です。

【谷口監督の話】
一番大事にしたかったのが、あかりが70年代で本当に出会ったという実感です。
それが中尾くんだととてもよく伝わりました。僕は中尾くんにぎこちなくていいと伝えていたのですが、それが涼太のキャラクターなのです。
たくさんのスタッフで心をこめて作ったので、登場人物にもっとたくさんの人が会いにきてもらえるとうれしいです。
彼らと良い時間を過ごしてほしいです。