崔洋一監督、日本映画界期待の若手監督を激賛!!

6月26日(土)に最新作『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』が公開となる入江悠監督が、前作『SRサイタマノラッパー』にて日本映画監督協会新人賞を受賞することになり、贈呈式が行われました。

 本日4月7日、日本映画監督協会新人賞贈呈式が行われ、最新作『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』の6月26日の公開が控える入江悠監督が、前作『SRサイタマノラッパー』にて、監督協会理事長を務める崔洋一監督より贈賞を受けた。贈呈式の前に本編上映、そして第2弾となる最新作『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』の特報上映が行われ、観終えた崔理事長は「おめでとうございます。今日初めて観ましたが、私の周りでも評判になっていた作品です。私自身は青春映画を撮ったことがなく、羨ましいと同時に厳しく評価することが多いですが、この映画に贈賞できて本当に良かったです。」と激賛、シリーズ第2弾への期待のコメントを寄せた。また審査員の1人である犬童一心監督は「僕の時は深作(欣二監督)さんが理事長で一本締めをしてくれてすごく励まされたように感じました。一生に一度しか撮れないくらいの輝きを持つ作品だと思います。」とコメント。その他審査員の各氏も入江監督、そして「SRシリーズ」へのエールを贈られ温かい贈呈式となった。なんとその後、本作の主役を演じるHIPHOPチームSHO-GUNGが贈呈式に乱入!「俺らSHO-GUNG!」とアピールし、入江監督に花束と劇中にも登場するキーアイテムであるブロッコリー(埼玉の特産品)をプレゼントした。入江監督は「大学時代、映画作りを志してから10年。この映画は初心に振り返って作った作品です。大監督の方々から有難いお言葉をいただき、10年前の自分に『大丈夫だぞ』と言ってやりたい気持ちです。とても勇気付けられました。有難うございました」と感無量の様子だった。

 本年度の日本映画監督協会新人賞、本年度、最終選考に残った候補者は、他に石井裕也監督『君と歩こう』、沖田修一監督『南極料理人』、柴田剛監督 『堀川中立売』、西川美和監督『ディアドクター』、松江哲明監督『あんにょん由美香』、吉田大八監督『クヒオ大佐』などがある。(50音順) 
 映画『SRサイタマノラッパー』はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009にてグランプリを受賞し、小規模公開ながらその内容と新しさで超ロングラン公開された青春HIPHOP映画。4月10日からは新宿バルト9にて4度目となるリバイバル上映が始まる。その第2弾となる『SRサイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は6月26日(土)より、新宿バルト9ほかにて全国順次ロードショーされる。