エロスの女王・愛染恭子の引退記念映画『奴隷船』(監督:金田敬/製作・配給:新東宝映画)の初日舞台挨拶が銀座シネ・パトスにて行われました。

これまで多くのファンを魅了し続けてきた 愛染恭子の妖艶な裸体もあ本作でついに見納め!
長年愛染を追っかけてきた筋金入りの熟年ファンから若い女性まで、幅広い層が駆け付け、場内は立ち見でも入れないほどの超満席に。
しかし入場を断られた観客のなかにはその場を立ち去らず、ロビーに展示された愛染デビュー時からのグラフ記事や愛用の衣装やSM小道具、私物の生下着などを熱心に眺める者も少なくなく、熱気は劇場外まであふれかえっていた。

共演者や監督らと共に愛染恭子の有終の美を飾りました。

共演者の皆さんのコメントに、愛染も思わず涙を流す一幕も。
愛染が入場すると、客席からは大きな拍手とともに「愛染ー!」という掛け声が次々に響き

●愛染恭子 コメント

裸のお仕事は極力避けていたんですが、急きょ、引退作品としてお話を
いただきまして、体の準備ができていなかったんですよ。
1か月で6キロ落としました。
それと団鬼六先生の作品ということで、初めてのM女役だったので、
だから、「強そうな女」に見えないようにとか、目線とかに気を遣いました。

今までは、裸の世界で頑張ってきたんですけど、
今度は、脱がないで、お芝居とか監督業などで、
新しい愛染をご覧いただきたいと思います。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。