3月14日、好評のうち終了した大阪アジアン映画祭2010「アジア映画最新作初上映!」。
クロージング作品上映の前に、オープニング・クロージング作品を除く10作品の中から観客の投票により決定した大阪アジアン映画祭2010観客賞の発表が行われた。

今回、最も観客の支持を集めた作品はエディ・ポン主演、昨年の台湾ナンバーワンヒット作『聴説』。受賞の花束贈呈に登壇したチェン・フェンフェン監督は、「思いもかけなかったことです。日本の皆さん、この作品を気にいってくれてありがとうございます」と感動の面持ちで挨拶し、同作品のプロデューサー、ペギー・チャオ氏は「台湾でも人気があったので、日本でも受け入れられて嬉しい」と笑顔で挨拶した。台湾では3,40歳代の男性も号泣したというこの作品。日本での一般公開は現段階では未定だが、早くも公開を待ち望む声が高い。