(Report:Yasuhiro Togawa)
スリリングなヨットレースに参加する高校生たちの冒険を爽やかに描いた興奮と感動の青春ヨット・ムービー『海の金魚』。本作は3月13日(土)より九州先行、4月10日(土)より全国順次公開となります。

映画『海の金魚』では、ボート、ヨット等のマリンプロダクツが勢ぞろいする「ジャパンインターナショナルボートショー2010」(期間:3/4〜7、場所:パシフィコ横浜)に『海の金魚』特設ブースを出展いたしました。
ボートショー最終日となる7日には主題歌「涙の海」を歌う気鋭のデュオ吉田山田によるミニコンサートと、雑賀監督を招いてのトークショーが行われました。
特設ブースでは、「金魚」をモチーフにした特製タイ焼きの販売や映画のパネル展・衣装展などが行われ、大好評を博しました。

登壇者:雑賀俊郎 監督、吉田山田

吉田:僕ら二人の勝手な思いなんですが、僕らにも沢山作っている曲があって、その中から一曲提供しましょうかという業務的な話が最初あったんですが、脚本を読ませていただいて「ゼロから、この映画のために曲を作りたい!作らせてください!」とお願いして、改めて作らせていただきました。
いつもは曲も詞も私たち2人で作り、どちらか一方だけが作るということはなかったのですが、今回は(勝手な思いではあるのですが)監督がこの映画でみんなに何を伝えたいのかというのを私たちなりによく考えて、心の中では(監督含めて)3人でキャッチボールしたという気持ちで作らせていただいたのが、この「涙の海」という曲です。

山田:この「海の金魚」という映画は2人の女の子が未知なる冒険に旅立つというものですが、僕らもデビューしたてなので未知なことが沢山あって、自分たちと照らし合わせながら曲を作りました。

雑賀監督:ついに、公開が近づいてきました。まず九州先行で3月13日からロードショー、そして4月10日から全国公開される「海の金魚」をどうぞご覧いただければと思います。ヨットというものをはじめて経験し、やはりというか当然というか、大変だということがわかりました。でも、大変なことばかりでもなく、いいこともありました。ナイトクルージングをしたのですが、360度満天の星空で非常に神秘的でした。あとは朝、イルカに会いました。イルカは家族でやってくるんですね。ずっとまとわりついてて、あんな大群は初めてです。
今までに体験したことのないことを沢山経験し、それを映画でも再現しようと撮っていますので皆さん、期待してください。