3月13日(土)新宿ピカデリーにて、映画『時をかける少女』の初日舞台挨拶が行われ、谷口正晃監督はじめ、仲里依紗さん、中尾明慶さん、石丸幹二さん、青木崇高さん、石橋杏奈さんらが登壇した。

仲さんは「いい映画になっていますので、また”時をかけて”何度も見て下さい。宜しくお願いします」とアピール。中尾さんは、「里依紗ちゃんから第一声に”今日・・・卒業だね。”と言われて、すごくその言葉が素敵だったな思いました。今日から皆さんの作品になるので応援していただけたら嬉しいなと思います。」と挨拶。
2006年公開のアニメ版での声優に続いての“主演”に仲さんは、「『時かけ』ってすごい大きなブランドなので、最初はその事にひとりで不安だったんですけど、撮影に入るとスタッフ・キャストの皆さんに支えられていい作品にできました。中尾さんが助けてくれました。」と感謝の言葉。隣で中尾さんが嬉しそうな顔をするや「今日は最後なので、持ち上げておきます!」と笑顔で一言。中尾さんは「里依紗ちゃんに初めて褒められて嬉しくなっちゃった・・・ありがとうございます」と素直に喜んでいた。
撮影の時には中尾さんは、「『神田川』を歌うシーンがあるんですけれども、そこはずーっと里依紗ちゃんに聞いてもらって、練習しました。」と振り返っていた。その事に仲さんは、「自分の歌に”オンチ”だって言ってたんですけど、対してそんな下手ではないなって・・・普通じゃん!!って思いました。」とばっさり。
「ひどいでしょー!!。」と観客に訴えながらも観客から笑いを誘っていた。

母の願いを叶える為、1974年にタイム・リープした芳山あかり。偶然であった大学生涼太と行動を共にするうちに、ほのかな恋心が芽生え始める物語。

新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座ほか全国公開中。