オープニング作品として2月25日の映画祭初日に上映された小栗旬初監督作品『シュアリー・サムデイ』上映チケットも即完売し満員御礼のため、翌日26日に急きょ追加上映が企画され、高校を舞台にした内容にちなんで地元の夕張高校、栗山高校の生徒を特別招待しての上映が開催された。サプライズで登場し、会場後ろから客席を駆け下りてきた出演者一同と監督の姿を目にすると会場の高校生たちは大興奮!貴重な時間を共有した高校生たちと一緒に行ったフォトセッションでは、感激のあまり泣き出す生徒も続出!これから卒業を迎える3年生にとっては忘れることのできない思いでになったはず。

◆小出恵介
「昨年の夏に皆さんと同じ高校生を演じていますが、色々と刺激を受ける部分がある作品だと思います。 」
◆勝地涼
「ザッツ青春映画です!青春真っ只中のみなさんにピッタリだと思います。」
◆鈴木亮平
「小西さん以外の5人は高校生を演じていますが、リアルな高校生の前で緊張します。今の若いヤツでもこんなにがむしゃらに生きているのを感じて欲しい!」
◆ムロツヨシ
「このメンバーの中でほんの少しだけ年上なのが僕です。そんな僕が高校生に見えるのか、というのを確認してください!」
◆綾野剛
「青春お祭りムービーです。僕たちの感じた青春を見て欲しい!ライブシーンがカッコイイんで楽しんでください。」
◆小西真奈美
「外見ということではなく、みなさんあたたかくて、生きている姿が本当にカッコイイ。男子だけじゃなく、女子の心にも残る作品です。」
◆小栗旬監督
「(手持ちカメラで出演者や観客席をハンディカメラで撮影しながら)こういうノリのこういう舞台挨拶があっても面白いなと思って撮影してました。悩んでることや、何かにぶるかってる事がわかる映画です。笑える場面は思い切り笑ってください! 」

“いつかきっと”映画を撮りたいという小栗監督の長年の夢が実現した本作、出演者が高校時代の“いつかきっと”の思いを語った。
◆小出
「高校時代はスパイになりたかった。ずっとルパンに憧れていて、今でもルパンになりたいと思ってます。生まれ変わっ て本物のスパイになりたいです。」
◆勝地
「中学生の時から役者だったので、高校生の時は卒業後もずっと役者を続けていきたいと思っていました。」
◆鈴木
「“いつかきっと”役者になって映画に出たいと思っていました。」
◆ムロ
「学生の時から舞台や映画に出てみたいと思っていました。役者になってからは“いつかきっと”学園ものに出たいと 思っていたけど、『クローズZERO』がダメで、『ルーキーズ』もダメだった。もう無理かな、と思ったらやっときました! 」
◆綾野
「普段ほとんど汗をかかないのに、今日は驚くほど汗が出る。これはやっぱり本物の高校生を前にした緊張と、みなさんの熱気のせいかもしれません!自分で驚いてます!!」
◆小西
「高校時代はずっと自分探しをしていました。自分にしかできないことはなんだろう?って。みなさんも自分の可能性を探している時があると思うけど、この作品を通して希望を持って欲しいです!」
◆小栗旬監督
「自分の中でこの作品がスタートしたのは19歳くらいの時。みなさんと同じ年の頃から“いつかきっと“監督になりたいと思っていました。一度映画を撮ってからは映像を撮るのが好きになりました!」

小栗監督の想いがつまった「シュアリー・サムデイ=いつかきっと」。3月に高校を卒業しそれぞれの道を歩き出す高校生たちにはどのように映ったのだろうか。『シュアリー・サムデイ』劇場公開は初夏予定。