“3D映画”という新しい飼育方法??『完全なる飼育—メイド、for you—』初日舞台挨拶
1月30日(土)シネマサンシャイン池袋にて映画『完全なる飼育ーメイド、for you』の初日舞台あいさつが行われ、主演の柳浩太郎、亜矢乃、そして今シリーズで初めてのメガホンをとった深作健太監督が登壇した。
”完全なる飼育シリーズ”の最新作を撮って「先輩達を受け継ぎ、皆時代を切り取る鏡を作ってきたと思うんですね。僕ならどんな今を切り取れるかと・・・そしたらこのシナリオを頂きました。”メイド””秋葉原”は僕にとって未知の世界でしたが、これを通じて、今の日本の姿を見る事が出来ましたし、また作品が始まって、柳君・亜矢乃と素敵な役者さんにも出会う事ができ、本当に自分にとっても幸福な作品でした。」と厚い思いを語ってくれた。なぜ3Dにしたのかと聞かれると、「3Dという手法を用いる事で濡れ場などいいシーンになったら”メガネ”をかけて頂いて物語を楽しんで頂きたいです。ある種見世物小屋でのぞき見をする感覚と言いますかね・・・アトラクションとしての映画を楽しんで頂けたらと思います。」ピーアールしていた。
ちなみに!!上映中に画面の右上に”3D”とマークが出たら、メガネをかける仕組みになっている。
柳さんに”ひきこもり役”を演じる上での苦労について聞かれると「・・・ひきこもった事がないんでね。とりあえず一人部屋でこもってみました。そしたら・・・暇になり・・・テレビを見てしまい。」と淡々と告白する柳さんに観客大爆笑。ラブシーンを演じるにあたって、亜矢乃さんをうかがいながらも「緊張しました・・・始めてだったんでね。撮影期間前に3人で集まってリハーサルを作ってくださったんで本番ではできるように・・・本当に感謝してますよ。」と振り返った。そして更に台詞を覚えるのが苦手だったようで「最終的にはカンペっていうのありますよね。監督には非常に申し訳ないです。」舞台上で謝る柳さんに観客は、また笑いに包まれるのであった。
亜矢乃さんは”完全なる飼育シリーズ”は全て鑑賞してきている程のマニアぶり。「ラーメン屋で結果を聞き、大絶叫しました。」と可愛らしい一面をのぞかせた。メイド役を演じる上で「メイドのコスプレはすごく恥ずかしかったんです。」と初々しさも垣間見せた。
『完全なる飼育 メイド、for you』は毎回主演女優が大胆な体当たり演技を披露し話題を集める『完全なる飼育』シリーズの第7作目にしての初の3D映画。人付き合いの苦手な漫画喫茶の店長と、彼に監禁されるメイドが織り成すピュアで歪なラブストーリーとなっている。
2010年1月30日(土)シネマサンシャイン池袋ほかにて公開!!