12月12日(土)より公開となりました『アフロサムライ:レザレクション』の初日舞台挨を行いました。

<日時> 2009年12月12日(土) 12:35〜(一回目上映終了後) 
<場所> シネマライズ
<登壇者>木?文智(40)【監督】 岡崎能士(35)【原作】
ゲスト:スメリー【愛と真実のダンサー】

エミー賞を受賞した本作がいよいよ公開となり初日の舞台挨拶を行いました。
公開を待ち望んでいた、熱心なファン達が集まり、また特別ゲストとして愛と真実のダンサースメリーさんもお祝いに駆けつけ大盛り上がりの舞台挨拶となりました。

コメント
木?文智監督:本日は初日にお越しいただきましてありがとうございます。本作はアメリカで放映されたものではカットされている場面も劇場版は入っているのでディレクターズカット版です。最近のアニメーションには少ない尖がった作品に仕上がっていると思うので、楽しんでみてください。サミュエル・L・ジャクソンがノリノリでアドリブも暴走気味なのですが、それに対して絵をあわせるという作業が大変でした。でもその苦労を経て、キャラクターのアクション、リップシンクロもばっちりな作品に仕上がっています。

岡崎能士:本日はお越しいただきありがとうございます。続編をつくる段階でスタッフ個々にアフロ感が出来上がっていて皆のアイデアを盛り込んで面白い作品になったと思います。
シヲというキャラクターを登場させて少し悲しい背景を持たせアメリカの方を号泣させようと思ったのですが、皆号泣しないでノリノリでウケていました。どういう反応をするか読めないところがありましたが、皆に気に入ってもらえたので良かったです。アフロに興味を抱いた歴史は兄の方が長いですが、やはり兄の背中をみて育っているので・・・・・・。
ついにパルコ出版より原作本「AFRO SAMURAI」も発売となりますのでこちらもよろしくお願いします。 

スメリー:ねぶたと阿波踊りのシーンが特に素晴らしかったと思います。
(原作者の岡崎さんは、スメリーさんの実の弟)一緒に自費出版でつくった“ノウノウハウ”という冊子で登場したアフロサムライが10年間でここまで大きくなるとは思ってもみなかったです。弟は世渡り上手だなと思います。それにしても、マーク・ハミルの扱いが“ひょっとこ”とは酷くないですか?(岡崎さんがそれだけでは酷いかなと思って、おでん屋の主人の声もやってもらったとコメントすると)おでん屋の主人ていうのも更に酷いんじゃない!と突っ込みを入れる。