12月3日(現地時間)に、本年度ナショナル・ボード・オブ・レビュー(The National Board Of Review)の受賞内容が発表された。
話題作ひしめく中、アカデミー受賞作『JUNO/ジュノ』で一躍世界の注目を浴びたジェイソン・ライトマンが、ジョージ・クルーニーを主演に迎えた最新作『マイレージ、マイライフ』が、作品賞をはじめ主要4部門の受賞を果たした。
<作品賞、主演男優賞(ジョージ・クルーニー)、助演女優賞(アナ・ケンドリック)、脚色賞>

 なお、先に発表されたサテライト賞(国際プレスアカデミー/IPA主催)でも主要6部門にノミネートされるなど話題を呼んでいる。またこれら映画賞は、いわゆるアカデミー前哨戦と呼ばれる映画賞で、その中でもナショナル・ボード・オブ・レビューは、今年の『スラムドッグ・ミリオネア』、昨年の『ノーカントリー』と作品賞を受賞した作品が全て米国アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞しており、この賞の結果が、オスカーを占うともいわれており、既に『マイレージ、マイライフ』もアカデミー賞最有力候補と呼び声が高まっている。

【ナショナル・ボード・オブ・レビューの受賞作は、必ずアカデミー賞最優秀作品賞を受賞!】
アカデミー賞には、いくつかの前哨戦と呼ばれる映画賞が複数あるが、その中でも過去2年連続してナショナル・ボード・オブ・レビューで作品賞を受賞した作品が、米国アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞している。その為、最もアカデミー賞に近い映画賞とみられている。ちなみに過去2年の受賞作は、2009年『スラムドッグ・ミリオネア』2008年『ノーカントリー』。

3/20(土)TOHOシネマズ シャンテシネ他公開