12/6(日)、『蘇りの血』公開記念に伴い、サウンドトラックと写真集を限定発売している、タワーレコード(サウンドトラックと写真集を限定発売)の渋谷店にて、トークイベントを行いました。

本日のイベントでは、豊田利晃監督中村達也さん、草刈麻有さん、渋川清彦さんが登場。
監督は、下北半島でのロケでの身震いするような裏話を披露し、キャストの方々は、皆豊田監督を心から慕っているご様子で、熱気あふれるトークイベントになりました。
全国のタワーレコードで絶賛発売中なので、みなさんお店へお急ぎください!!

Q.役どころについて監督より紹介して下さい。
監督:人間の野生のエネルギーの表現者は達也さんしか思いつかなかった。
按摩さんの役を演じていただくにあたって、按摩の練習を五反田にあるマッサージ屋さんの所で練習してもらったんですが、すごく上手でほめられていました。
達也さんの筋肉が「オリンピックのアスリート並みに柔らかくて素晴らしい」とプロのマッサージの人にも言われていました。草刈さんに関してはテルテ姫(役名)は姫なので、本物の姫が来てくれて嬉しい。(一同拍手)

草刈:優しい人ばかりだったので楽しかった。(ヘアメイク以外の人は男性ばかり、しかもタトゥーを入れている人たちばかりでしたが怖くあませんでしたか?という問いかけに対して)全然平気でした。

Q撮影でのエピソードを教えて下さい。
監督:本当に大自然で、東京にいたら滅多に見れない物の怪のようなものを感じました。

中村:そういえば、湖のほとりで大きい青大将が出た時があった。

監督:それ青大将じゃなかったんですよ。湖のシーンがあるんだけど、本当はマムシ(毒がある)だったんですけど、皆を怖がらせないように毒がない青大将って言ってたんです。後で本当の事は言いましたけど、達也さんは今まで青大将だと信じていたみたいです。

渋川:俺と達也さんと草刈さんが一緒のシーンで草刈さんはそのマムシがいる湖にプカプカ浮いていたんですよ。

監督:他には、ロケハンの時の話なんですが、1回目にロケハンに行った時は朝旅館で目覚めると足が動かなくなったことがあって病院に行ったんですが異常は無く、その後2回目のロケハンに行った時にも、晴天だった時にいきなりスコールがあって転んで足が動かなくなり病院へ行きました。帰京後、東京でおはらいしました。そんな奇妙なことはありましたが、下北半島は素晴らしいところなので、
そんな魅力が一杯の(笑)本作「蘇りの血」、是非観にきてください!!

Q.終りにひとこと
中村:なんで俺が主役なのか疑問だけど、豊田監督と俺の中に共通して流れているドロドロの血みたいなものを感じてもらえたら嬉しいです。

草刈:テストが近いから頭が一杯で緊張してうまく話せずすみません。でも、この映画は多くの人に観てほしいと思っています!

渋川:「豊田利晃降臨」(豊田作品の特集上映)を劇場で観て、この「蘇りの血」を観ると、監督の作品がより理解できるので是非劇場で観て下さい。

監督:渋谷と真逆の世界観がこの映画の中にはあります。渋谷が嫌いな人には気に入ってもらえると思います。