映画『アサルトガールズ』「素手で戦うのは気持ちいい!」 黒木メイサ 戦う女に!
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』で国内外から高い評価を受けた、押井守監督待望の新作、『アサルトガールズ』が、12月19日(土)より全国順次公開されることになりました。公開を約3週間後に控え、撮影から約1年、11月30日(月)に一般の方々への初めてのお披露目となる試写会に登壇しました。
当日、本作主演の黒木メイサさん、そして押井守監督が登場。実際の現場でのやりとりや、撮影秘話、ついには本作の見どころでもある“銃”も乱入・・・!
■日時:11月30日(月)18:30〜 @スペースFS汐留(港区東新橋1-1-16)
■登壇者:押井守監督(58)、黒木メイサ(21) ※敬称略
■イベント模様:
MCの合図で、本作のテーマソング KOTOKO「SCREW」(12/16発売)に合わせて、監督・黒木さんが登場、一言ずつ挨拶。
監督:8年前の『アヴァロン』に比べて、力を入れすぎずに作りました。また、いかに“女優をキレイに撮るか”をテーマとしました。
黒木:今日はありがとうございます。撮影から1年経ってやっとの公開!どういう印象を持たれるか楽しみです。
【Q&A】
劇中で女ハンターを演じた黒木さん、強く美しく、バーチャルな世界観にピッタリだと思うのですが、今回初めてお仕事されて、どんな印象でしたか?
監督:とにかくこの足の長さをどう処理しようかと・・・!(笑)あとはどうコミュニケーションを取ろうか、年の差が僕と35歳以上もあるからね。一生懸命冗談言ったけど、なかなか“オヤジ”のはウケてもらえなくてへこみましたよ。時々笑ってたから、
せめるべきツボはわかったんだけど。
監督とはいかがでしたか?
黒木:監督が言っていることが本気なのか冗談なのか、真剣に全部聞いていたけど、撮影後半あたりでやっとわかるようになりました(笑)つかみかけた頃撮影終わってしまったんです。。。
ここで、本作にも使われているアサルトライフルの前身“FALカスタム”が登場!!
この銃を女性がぶっ放す、という設定に監督としてはどんな狙いがあったのでしょう。
監督:FN社のFALという60年代までNATOが使用していたアサルトライフルの前身。ヨーロッパの平均的なライフル。大変美しい銃で、女性が持つにはピッタリ!絵になるんだよね。
撮影で銃と格闘されたかと思うのですが、大変だったことなどありましたか。
黒木:私が持ったのは、16キロくらいある銃。それを持って、砂漠を走るのは大変でした(笑)
作品の中は、強気でクールなプレイヤー、でも実世界では引きこもりの“プー”、という設定のギャップのある役柄。
クールビューティーなイメージのある黒木さんですが、プライベートとのギャップはありますか?
黒木:普通に騒ぎますし、友達といるときは違いますよ。ギャップ・・・ですよね?
藤木義勝さん演じるイェーガーとの対決シーンがありますが、男性を殴ってみたかった?
黒木:素手のアクションがやってみたいと監督に話したら、その格闘シーンを作ってくださって。素手で戦うのは難しかったけど、気持ちよかった!
これからご覧になる皆さんにひと言。
黒木:観れば観るほどいろんな魅力が出てくる作品です。楽しんでください!
監督:冒頭10分は寝ててもいいです(笑)大丈夫!いろんな観方があると思うので、それぞれ、まずは観てみてください。
12月19日(土)より、テアトル新宿、池袋テアトルダイヤ他全国順次ロードショー