シアターN渋谷ほかにて絶賛公開中の『ディセント2』。
その公開を記念して、11月27日(金)シアターN渋谷にてトークイベントを行いました。ゲストは、中原昌也氏、田野邊尚人氏、大場しょう太氏。

イベントでは「ホラー映画に明日はあるのか!」をテーマに、ギリギリの暴露トークを披露。
「ホラー映画は今年で死んじゃうよ。」という田野邊氏の衝撃的な一言で始まり、終始ホラー映画に明日はない!?と思われる内容のイベントになったが、最後は3人のホラー映画に対するエール(!?)で締めくくられた。

■トークショー内容■

田野邊氏:「ホラー映画は今年で死んじゃうよ。今の観客は映画を観に行くのではなく、イベントとして映画館に行ってるからね。映画を観に来る客はよっぽどだよ。特にホラーは厳しい。最近のホラー映画でもそうだけど、宣伝会社がダイレクトにビジュアルを出さない。女性に観てもらうためだろうけど、結局女性は素通りなんだよね。」

中原氏:「(最近公開されたカタカナ3文字のホラー映画の話になり)てかなんであのタイトルなの!?本編観たけどぜんぜんわかんないよ。」

大場氏:「昔東宝東和がやってた『ゾンゲリア』みたいに、“カタカナ5文字の濁点タイトル”がない。2.3文字のカタカナじゃ弱いよね。」

田野邊氏:「今アメリカで話題のホラー映画も、鉄は熱いうちに打てってことで、日本公開を早めるかもしれないんだけど、仕込みはしっかりやらないと危ない。仕込みをやる時間がないのも、ホラー映画が悲惨な理由の一つだよ。ほんとのホラーマニアはネットで海外の情報拾って、映画泥棒ものを買って、売っちゃうから。」

大場氏:「ホラー映画の続編は、同じ監督が撮るべきだ!」
中原氏:「(2人に無理やりホラー映画に対する思いを語れと迫られて)最近のホラーの映画おもしろくないもん・・・。」
田野邊氏:「ビデオ屋でホラー映画を借りると警察にチェックされるけど、映画館で観る分には大丈夫だ!だからホラー映画は映画館で観よう!」