本日(11/21)、渋谷ユーロスペースにて、篠原哲雄監督最新作『つむじ風食堂の夜』の初日舞台挨拶を行いました。
舞台俳優の八嶋さんと月船さんは何故かマイクを置いて、地声で挨拶を始め、篠原監督はノリノリで映画に出演したという裏話を暴露されておりました!

登壇者:八嶋智人(39歳)、月船さらら(34歳)、篠原哲雄監督(47歳)

八嶋「すごくチャーミングな映画が出来たと思います。誰にでもどこか別の場所に行きたいという願望や、本当にここにいていいのか?とふと悩む瞬間があると思うのですが、そんな瞬間を84分に凝縮させています。函館はこの映画のために用意されたのでは?と思うくらい、どこでもないどこか幻想的な雰囲気を醸し出していていました。食堂の舞台になった来々軒のラーメンがすごくおいしくて、帽子屋さんは日本初の帽子専門店だったんです!初日に来てくださった皆さまはかなり罪深いと思いますので、その責任を背負って僕たちと一緒にこの作品を世に送り出してください(笑)」

月船「ちょうど1年前にお話をいただいたのですが、その時私自身も劇団を立ち上げた時で、役の奈々津さんと同じ状況だったので、絶対やりたい!と思い、意気揚々と現場に臨みました。皆さんも変わりたいけど変われないと悩んだ時期に観ていただけるととっても感じるものがあるのではないかと思います。また、時間を置いてから観直すと、また違った見方が出来る作品なので、一生一緒に歩める映画だと思います。」

篠原「タイトル通り、つむじ風をどのように表現するかがキーポイントだったのですが、自然と粉雪がさらっと舞ってくれてくれて、映画ならではのつむじ風が表現できました。他にも気候によって撮影場所やシーンを変えてみたり、8日間しかないなかでも楽しい撮影となりました。原作の良さも引き継ぎつつ、映画ならではの良さも出せていると思います。」

本日、11月21日(土)よりユーロスペース他にて
全国順次ロードショー!!