11月6日公開映画『SOUL RED 松田優作』。11月7日、新宿ピカデリーで舞台挨拶が行われました。本日はエグゼクティブ・プロデューサー松田美由紀さん、監督御法川修さんにご登壇いただき、本作に対する熱い思いを語っていただきました。

【日時】11/7(土) 【場所】 新宿ピカデリー スクリーン6
【登壇者】 松田美由紀さん、御法川修監督、
司会:八雲ふみね

「優作は24時間365日俳優だった」

松田美由紀
このドキュメンタリー映画を作るにあたって、どの角度から切り取るかが本当に悩みましたが、
プライベートでも仕事でも24時間365日、優作は「俳優」だったので、やはり優作を皆様に見ていただくに為には優作が突き進んでいた「俳優」という切り口がふさわしいと感じ、作りました。
今回の映画のタイトル『SOUL RED 松田優作』のSOUL RED。
それは色々な人との触れ合い、色々な人との血の交わり。
様々な影響を受けて色々な血が混ざって私がいる。生きていく上で自分で道を選んでいく
それが「SOUL RED」だったのではないかと思っています。
皆さんに優作の血が通っていけば嬉しいです。

御法川監督
優作さんをを通じてこの作品を皆様にお届けする事が出来た事によって、何か、映画そのものの肉体を現代に取り戻せた、そんな風に感じています。
人々がそれぞれ自分の持ち場で「渾身の力でやるべき事、未だやれる事があるだろう!」と優作さんは俳優と言う職業を通じて我々にメッセージを残して下さっていたと感じます。