2010年夏公開予定の川島海荷さん、はんにゃ金田哲さん主演の映画『私の優しくない先輩』が無事クランクアップいたしました。
大人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」「かんなぎ」の監督・山本寛が実写で初メガホンを取ります。
理想と現実という青春の姿を妄想と苦しみに置き換え、青春時代の心の揺れ動きと生きる喜びを克明に、POPに描き出す本作が、豪華キャストスタッフで映画化となります。

【日時】10月31日(土) 【場所】さいたまSKIP CITY
【囲み出席者】 かわしまうみか川島海荷さん、かなださとし金田哲さん(はんにゃ)、やまもとゆたか山本寛監督、入江甚儀さん、児玉絹世さん

■撮影を振り返って
入江:実は初日から雨や台風に見舞われて大変でした。ですが、そのことでみんなのがんばろうという意欲がわき上がり、皆の想いが強くなってよかった。朝早くから夜遅くまでの撮影が続いたが、みんな元気で明るかったです。

金田:何より撮影が楽しかったです。スタッフも役者さんも少なかったのだと思いますが、泊まりやご飯など、家族みたいに楽しかったです。僕が一足先にクランクアップしてしまうので、イヤです。汗っかきの役なので、寒い中で半袖で水を浴びたり肉体的にはきつい!と思う部分もありましたが、一生の想い出になる秋だったと思います。映画の出来上がりが楽しみです。

川島:一ヶ月という撮影期間でしたが、あっという間だったようでとても長いとも感じました。初日が雨のシーンでしたが、何ヶ月も前のよう。映画が完成するまでは終わったという感じがしないので、いい作品になると思い、楽しみです

児玉:空き時間に同じ部屋に固まってご飯を食べたり、話したりしていて、裏側でも面白いドラマが一つ出来てしまうのではないかと思うくらい楽しかったです。撮影は、全部が思い出に残っていて、濃いシーンでした。

監督:大変でした(笑)!ほぼオールロケで、天候にも左右されましたし、寒かったり心が折れそうになったこともありました。でも、実写監督としては初めての僕を、キャストやスタッフの皆さんが支えてくれて、ここまでこぎ着けたという感じです。感無量です。そんな温かくて優しい気持ちがフィルムに込められていると思うので、ここから仕上げのプレッシャーを感じつつ、みんなのがんばりをいかせるような作品にしたいです。

■川島さん、金田さん、お互いへのメッセージを。
金田:変わらないでそのままでいてほしいですね。まるで小学生の女の子みたいですもん(笑)。そのままの純粋さでいてほしい。

川島:金田さんは普段はおとなしくて静かなのでは・・・と思いきや、そのままに変わらず楽しい方で、笑いを探し求めている感じがしました。周りからはかみ合ってないとか言われますが、最初より全然慣れて、たのしいです。

■監督へのメッセージ
金田:僕は監督の独特のモノの見方が好きです。自分を持ってらっしゃって、僕とは考え方も見方も違うので、尊敬します。かと思えばお茶目でジョークも言ったりされて、飽きない魅力のある方だなと思いました。

川島:金田さんと同じで、ユニークで個性的な方だと思いました。私自身、ラブコメが初めてで、表情や動きのアドバイスをもらって、最近は表情が豊になったといわれ、勉強になり、成長できたと思います。

入江:昨日も皆で話していて監督の武勇伝を聞いたりして、本当に一つのことにかける意欲が伝わって、ストイックさにあこがれを持ちました。今回僕はオーディションで選ばれて、理想の先輩という役柄がプレッシャーでしたが、勉強になりました。自分も俳優として、負けないように俳優業を高めて行きたいと思います。

児玉:喜久子は、ちょっとオカルトっぽい変わった役でした。そういった役が初めてだったのですが、途中で大丈夫かな、と監督に確認すると、それでいい、と言ってくれて安心しました。自分の中でも役のバリエーションが増えて勉強になりました。

■ヤマ子みたいな女の子、不破先輩みたいな男性をどう思う?
金田:役ですよね!?妄想ばっかりの女の子は苦手です・・・。

川島:動きも変だし、学校にいたら近づかないかも・・・(笑)

■見所
監督:スゴい作品になると思います。ぶっ飛んでますし、撮影自体もワンカットずつが事件で、毎日がクライマックスのような作業でした。キャストさんたちの輝きを観るだけでも充分見応えがありますし、手応えを充分に感じています。公開を楽しみに待っていてください。

「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」「かんなぎ」山本寛初実写作品!!
新時代2010年代、妄想恋愛バイブルの誕生!

2010年夏、公開予定