11月3日(火)(日本時間:11月4日早朝)にディケンズの小説の舞台であるロンドン市にて、史上最大規模のクリスマスイベント『DISNEY’S クリスマス・キャロル』のワールド・プレミアが開催された。
このイベントは、ウォルト ディズニーとロンドン市、ウエストミンスター市、聖ポール大聖堂などがコラボレーションし行う一大イベントで、クリスマスの精神をよみがえらせて伝統なクリスマスを市民と共に祝おうというもの。
 この日、プレミア上映に先立ちオックスフォード・サーカス、聖ポール大寺院、リージェント・ストリートの主要3箇所において、『DISNEY’S クリスマス・キャロル』の監督・キャストが出席してクリスマス・イルミネーション点灯式が行われた。オックス・フォードストリートでは、ロバート・ゼメキス監督とジム・キャリーが出席。沿道に詰め掛けた大勢の人のカウント・ダウンに答えてステージ上に用意されたスウィッチと押すと、オックスフォード・ストリートの頭上に華やかな電飾で彩られた「メリー・クリスマス」の文字が出現。同様に、聖ポール大聖堂ではボブ・ホスキンスが、リージェント・ストリートではコリン・ファースが点灯式を行い、ロンドンは歓喜の声に包まれた。
 午後6時20分からは、レスタースクエアにて世界新記録挑戦となるクリスマス・キャロルの大合唱が行われた。映画『DISNEY’S クリスマス・キャロル』のエンディング・テーマを歌うオペラ歌手のアンドレア・ポチェッリと聖ポール大寺院の聖歌隊を中心に、市内4箇所に集まった14,100人の市民聖歌隊が「きよしこの夜」とエンディング・テーマ「ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン」を熱唱。過去の「クリスマス・キャロル」合唱人数記録7500人をはるかに上回る人数で見事ギネスに認定されることになった。
 各会場でのイベント終了後、レスタースクエアにてレッドカーペットイベントが開催され、映画のスタッフ、キャストが一同に会した。主人公スクルージなど7役を演じたジム・キャリーは、「ディケンズのロンドンに心から感謝!」と人々の歓迎の声に答えた。そんなジムに対してゼメキス監督は、「彼にしかスクルージは演じられない。素晴らしい仕事をしてくれたよ」と大絶賛。ゼメキス監督は、ギネスブックから「3D映画で最も多くの興行収入を上げた監督」として正式に認定され、この『DISNEY’S クリスマス・キャロル』の公開でさらに記録を伸ばすものとされる。

 また、プレミアにはディケンズの子孫であるルシンダ・ホークスリーも出席していたが「今回の映画は、原作に忠実に描かれていて、今までで最高の『クリスマス・キャロル』」と大絶賛。「ディケンズは、小説家になるまえ売れない俳優だったが、彼も喜んでいると思います」と感慨深げに語った。

11月14日(土) 丸の内ピカデリー他全国ロードショー!