東京国際映画祭:『サイドウェイズ』小日向文世&菊地凛子が『サイドウェイズ』を自信満々にアピール!
つきましては、イベントの概要を以下にまとめさせていただきますので、
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『サイドウェイズ』舞台挨拶 概要
■日程:10月22日(木)
■時間:21時00分〜
■場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン5
■登壇者:小日向文世、菊地凛子
■サプライズ・ゲスト:チェリン・グラック監督
■MC:軽部真一、笠井信輔
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小日向さんはブラックのシックなスーツ、菊地さんはグレーのセクシーなワンピースで
登壇
MC:まずご挨拶をお願いします。
小日向:
こんな遅い時間に沢山の方に来ていただいてありがとうございます。
ちょうど1年前の今頃、カリフォルニアのナパで撮影していたのですが、
その時は無我夢中だったので今日は夢のようで、感無量です。
菊地:
ここにいらっしゃるのはチケット発売当日に買って下さった皆さんだそうですが、
本当にありがとうございます。『サイドウェイズ』がすごくいい形でスタートする
気がします。
MC:小日向さん、初主演作品が国際映画祭で上映されますが、心境を教えて下さい。
小日向:
正直、あまりピンと来てません(会場笑)。でも、ここに到着したら通訳の方が
いたので、ちょっとドキドキしました。撮影の時もそうでしたが、英語が飛び交う
場所に身を置くと緊張します(笑)。ナパには1ヶ月ほどいたのですが、1年前の
今頃は、「あと少しで帰れるなぁ!」「やっぱり日本がいいな!」と思ってました(笑)。
だから、道雄としてカメラの前で集中して芝居をしている瞬間が1番ホッとしました。
MC:菊地さんは、海外の映画祭には慣れているから、気負うことはないのでは?
菊地:
そんなことはないですよ(笑)。今回、初めて東京国際映画祭で自分の出演作が
上映され、グリーンカーペットも歩かせてもらったのですが、来場してみて、
すごく大きな映画祭なんだと初めて分かりました。
MC:小日向さん、今日は外国のプレスの方もいるので、緊張するのでは?
小日向:
もう撮り終えてしまってるので、緊張してもしょうがないですよ(笑)。
MC:オリジナルの『サイドウェイ』を意識して演技したんですか?
菊地:
それはなかったですね。新作を撮るつもりでしたし、先輩たちがいたので、
私はすごく楽しくて楽でした(笑)。
小日向:
何たって演じるのが日本人ですからね、でも、オリジナルで主人公を演じた
ポール・ジアマッティのおでこは少し意識しました(会場笑)。
MC:小日向さんは主人公には共感しましたか?
小日向:
最初はウジウジしていて、なにか好きになれなかったんですけど、
演じているうちに不器用でも一生懸命に生きている道雄が日に日に
いとおしくなってきました。結婚してる人はダメですけど、
「中年になっても、夢を捨てずに恋愛してもいいじゃん!」と思えましたね。
MC:チェリン・グラック監督はどんな人でしたか?
小日向:
僕らには日本語で話しかけてくれて優しかったけど、現場のスタッフとは
英語で怒鳴りあいしてましたね(会場笑)。女性に対しても「ガー」っと
言ってたので、現場が凍り付いててさすがにどうかと思いましたね(笑)。
菊地:
とても厳しい人ですよね。素敵な人ですけど。でも、現場を離れると
1番いいかげんな人なんじゃないかと思いました(会場笑)。その監督から
私はいいかげんだと言われたので「いいかげんな人から『いいかげんだ』
と言われた私はどれだけいいかげんなんだろう!?」って思いました(笑)。
※ここで2人は内緒で会場に潜んでいたチェリン・グラック監督が登場。
英語で2人にまくし立ててみせ、菊地さんから「うるさい!」と苦笑されていました。
なお、グラック監督は、本日ハワイで行われていた映画祭から
この日の舞台挨拶のために緊急来日してくれました!
MC:監督、東京国際映画祭で特別招待作品になりましたが、どんな心境ですか?
監督:
とても嬉しいです。僕らは邦画なのか洋画なのか分からないような、国際的な
映画を目指していたので、東京国際映画祭で上映してもらえて本当に嬉しいです。
MC:最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
小日向:
ここだけの話ですが、僕はオリジナルよりも面白い作品になったのではないかと
思っています。もし、映画を気に入ってもらえたら、ぜひ周囲の皆さんに薦めて
下さい。よろしくお願いします。
菊地:
すごくチャーミングな大人が出てくる映画です。笑えるし、心に残るシーンが
たくさんあるので、私も応援したいと思っています。皆さんにも一緒に盛り上げて
もらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。
監督:
今日は日本では遅い時間の上映ですが、日本でもアメリカのように、
晩御飯を食べた後に、当たり前のように映画館で映画を見る習慣が
これをきっかけに流行ればいいなと思います。ぜひ、『サイドウェイズ』が
ヒットするよう、応援をお願いします。