2010年1月23日(土)より公開となる話題のラブストーリー『サヨナライツカ』。本作の「舞台挨拶つき完成披露試写」を10月27日(火)に開催致しました。12年ぶりのスクリーン復帰となる、主演の中山美穂をはじめ、西島秀俊、石田ゆり子、さらには、日本で30億円を超える大ヒットとなった映画『私の頭の中の消しゴム』の監督、イ・ジェハンが登壇。映画『サヨナライツカ』の撮影秘話や、「死ぬ前に愛したことを思い出すか?それとも、愛されたことを思い出すか?」という映画の中の大きなテーマについて、登壇者4名に熱く語って頂きました!
また、本日特別に招待された一般客100名は、12年ぶりの“生”中山美穂の美しさに、魅了され、場内からはため息が!中には号泣している人も!

<10月27日(火)映画「サヨナライツカ」 舞台挨拶つき完成披露試写会>
○イ・ジェハン監督
今日が初お披露目・初めての試写ということで大変緊張していますが、日本をみなさんに見ていただく日を迎えることが出来て、非常に嬉しいです。すべてのシーンを丁寧に、情感を込めて作りました。また、3人とも非常に繊細な演技の出来る方で、いつも楽しく撮影することが出来ました。監督するにあたって、若いころの選択の岐路に立たされた時の緊張感をゆるめたくありませんでしたし、老いてからの懐かしさもゆるめたくありませんでした。また、光子の詩(「サヨナライツカ」)の情感を映像に出したいと思い、大切に描きました。

○中山美穂
「やっと」という思いで映画が完成し、今日お披露目できて幸せな気持ちでいっぱいです。映画を一足先に観てみて、私は「何度も見てみたい」と思いました。みなさんにもそう思っていただけると幸いです。
タイの空気感が非常にきれいに現れていますし、衣装も見どころの一つです。日本中のみなさんに見ていただき、愛について・人生について・生きることについて、みんなで語り合ってほしいなと思います。壮大なラブストーリーですので、楽しんでください。

○西島秀俊
「ついにこの日が来た・・・!」という感じで涙が出るほどうれしいです。せつないラブストーリーでもありますが、同時に人生の選択の映画。これから人生の選択をする人も、人生の選択をした人も、みなさんの心の奥に響くような傑作が出来ました。
この映画は中山さんなしでは完成しえなかったと思います。中山さんは役だけでなく現場を支える人で、自分のことを考えず第一に作品を考えられており、1年間という過酷な撮影の中、その姿に非常に勇気づけられました。
ラブストーリーであり、冒険・アクション・コメディダンスシーンもある全ての要素が詰まった作品です。映画化はとても大変でしたが、全てのカットに最高レベルを求めるスタッフ・キャストが集まり、その通り素晴らしいものになりました。

○石田ゆり子
素敵な、スケールの大きい、美しい映画です。監督は撮影前から「大人の童話を作りたい」と話していたのですが、先日試写を拝見して、その通りな、本当に心地よいものを見たなと思いました。冷静に「すごいをものを見た」と思いました。光子を演じるにあたり、昔の武家の妻・良妻賢母のイメージで臨みました。実際にどんな演技であったかは、みなさんのにご覧頂いてお任せします(笑)

2010年1月23日(土)、新宿バルト9、丸の内TOEI②他全国ロードショー