『タイタニック』から12年、巨匠ジェームズ・キャメロンが驚異の映像で描き出す、究極の愛と感動の物語

『タイタニック』以来、12年ぶりのジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター』が、12月18日(金)の全世界同時公開に先立ち10月17日(土)、第22回東京国際映画祭オープニング・デイに、スペシャルプレゼンテーションとして特別招待!“映画祭史上初”となるこのフッテージ特別上映会にあわせ、『エイリアン4』以来、11年ぶりの来日となる名女優シガーニー・ウィーバー、『ターミネーター4』で人気が爆発したハリウッドの若手№1スター、サム・ワーシントン、そして『スター・トレック』等で知られる個性派女優ゾーイ・サルダナ、『タイタニック』でアカデミー賞を受賞したプロデューサーのジョン・ランドーの計4名で来日し、舞台挨拶と来日記者会見を行われました。
17日のフッテージ特別上映会では、今回来日を果たせなかったジェームズ・キャメロン監督から届いた「きっと驚かれますよ」とメッセージが上映され会場が沸き、続いてゲストが登場。シガーニーは「こんばんは、また日本に来られてハッピーです。ジェームズ・キャメロンは素晴らしい作品を書き、自分で撮影技術を作っています」と語りました。
翌18日には来日記者会見が行われ、現在も製作が続く本作の撮影秘話や3D映像についての質疑応答を実施。本作の全貌が明らかになっていないため「話せること、全てを教えてください」という質問に、プロデューサーのジョン・ランドーが「みなさん、2時間半くらいお時間ありますか?」と答え会場を湧かせた。プロデューサーの熱弁にシガーニーが「そんなに話していいの?」と突っ込む場面も。本作への熱い思いが語られました。
全貌が明らかになるのは後2ヶ月!今年の東京国際映画祭を沸かせた本作をどうぞご期待ください!

—18日・来日記者会見 登壇者コメント—Q:公開まであと二ヶ月ですが、制作は間に合うのでしょうか?ジョン:もちろん間に合いますよ!現在、編集の最終段階にあります。世界中の観客の皆様にこの作品観てもらうのが楽しみで仕方がない。皆様が見たことないスケールの作品が普遍的なテーマをはらみつつ展開していきます。Q:TIFFで上映されてと『タイタニック』と同じ流れだが、プレッシャーは?サム:ジムは本当に血と汗と涙のすべてを注いで映画を作っている。自分は役者として言われた通りのことをやった。プレッシャーは全然感じていない。自分がその世界の一部であることに誇り感じているから。Q:J・キャメロンのアドバイスで印象的なものは?ゾーイ:監督が指をパチンと鳴らすときは、何かに刺激を受けて影響を受けたというサイン。その時は、撮影が上手くいっていてこのまま続ければいいのだなって思った。Q:エモーションキャプチャーについてゾーイ:開放感を与えてくれるもの。子供の頃、無限の可能性を持っていたよう。撮影が終わるとパンドから帰りたくない!まだココで遊んでいたい!と思った。サム:5歳の子供が遊んでいるよう。ゴムの鳥と格闘してお金がもらえるなんて犯罪に近いよね。ハワイの熱帯雨林でパンドラの感覚を皮膚で憶える為にリハーサルを行った。耳と尻尾をつけてほとんど裸で走り回ったんだ。楽しかったが、遭遇した人に『君たちは何をしてるの?』って尋ねられて『タイタニックの監督J・キャメロンの映画を作っているんだよ』って説明したんだけど『ずいぶん堕ちたもんだね…』って言われてしまった。Q:『エイリアン2』と比べて映画の技術がここまで進化したのかと思うことは?シガーニー:『エイリアン2』ではハンディカムを使用して、観客を引きずりこむ映像だった。今回は、語っている映画より、カメラの方がSFなんじゃないかと思うくらい、未来を先取りしていた。これは観る映画ではなく、体験する映画。実写3D映画では初めてシリアスな作品。人が会話しているシーンでも、私たちがあたかもそこにいるかのようにさえ感じる。つまり、世界で一番良い映画館でみているかのようだ。向上心を持ったキャラクターとの肉体的な旅でもあるので、観客のみなさんは覚悟しておいてください。Q:最後に一言シガーニー:J・キャメロン監督は私に『これは僕が14歳の時に見たかった映画なんだ』と言った。彼だけじゃなく、みんなが持っている14歳の頃の自分に語りかける映画だと思う。監督はSFを『人間とは何かを認識させるメディア』と定義し、このメッセージを伝えるために、『アバター』は非常に価値ある作品。娯楽性が高いうえにメッセージ性も持った、素晴らしい映画。

12月17日(木)3D特別前夜祭 決定!(一部劇場を除く)
12月18日(金)TOHOシネマズ日劇他全国超拡大ロードショー