10月24日(土)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかでロードショーとなる『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』。10月20日(火)お台場Zepp Tokyoにて試写会が開催されました。本編の上映後に突如アンヴィル本人が登場、ライヴ・パフォーマンスを披露しました。

10月24日(土)より公開となるドキュメンタリー映画『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』の試写会が、10月20日(火)お台場Zepp Tokyoにて開催。本編上映後にアンヴィル本人が登場し、予期せぬライヴ・パフォーマンスを披露しました。
事件が起こったのは映画本編上映のエンドロールが終わった直後。終了と同時にスクリーンが上がり、ステージにスペシャル・ゲストのアンヴィルが登場。そのハプニングに会場を埋め尽くしたおよそ1,000人の観客がステージ前に押し寄せる状況となり、Zepp Tokyoの場内は一時大騒乱に。アンヴィルが代表曲「メタル・オン・メタル」を演奏すると、前方に殺到した観客を中心にして場内はたちまち興奮に包まれました。その後アンヴィルとガバシ監督によるトークが行われましたが、MCを務めた襟川クロさんも「お客さんがスタンディングの状態なんて前代未聞。こんな試写見たことない」と興奮した面持ち。監督はトークのなかで「映されている全ての真実に、あらゆるものを越えた友情や家族の物語がある。皆さんが自分を照らし合わせて、自分たちの物語として見ていただける作品」とこの映画に込めたメッセージを語りました。
他にもこの日はガバシ監督がキアヌ・リーブスから託された日本のファンへのメッセージや、今作を支持するTOKIOの長瀬智也によるビデオコメントの上映も。既にアメリカで社会現象となるほどの話題となっている今作の盛り上がりの理由について、ガバシ監督は「多くの方が共感できるものがこの映画にあるから。有名無名関係なく、もし夢を持っているなら、そしてなにかをなし得ようと日々戦い続けているなら、この映画はヘヴィメタルという枠を越えて、それ以上の多くの人の心に届くものじゃないかと思います」と答えました。
  さらに鳴りやまぬ歓声に応え、アンヴィルは予定にはなかったアンコール曲を10月21日に発売となる最新アルバム『This Is Thirteen 〜夢を諦めきれない男たち〜』から演奏。ライヴさながらの熱い試写会は幕を閉じました。(写真:畔柳雪子)