ロングセラー中の小説がついに映画化!!2002年に発行され、同社内の最高発行部数を誇る吉田篤弘の人気小説が原作。「私」と周囲を取り巻く人々の、種も仕掛けもない、心温まる物語。

10月21日tohoシネマズ六本木ヒルズにて、舞台挨拶が行われ、主演の八嶋智人さんをはじめ、月船さららさん、篠原哲雄監督らが登壇した。

「おはよー!」と元気のいい八嶋さんの掛け声で始まった舞台挨拶。観客らも、「おはようございます。」と返すと、「いいですね。返りがある事は少ないんですよ。」とご満悦の様子。「“私”を演じた八嶋智人です。“私”が“自分”てものと、優しく柔らかく、向き合える映画になっております。皆さんも、必ず何処かで、自分と向き合う瞬間から逃れられないと思うんですけども、それを優しく、自分の中で受け入れる事が出来るように、原作に忠実になっておりますので、是非自分を見つける旅を一緒に経験して頂きたいなと思います。」と挨拶。

月船さんは「今日は東京国際映画祭という素晴らしい映画祭で、皆さんに見ていただけるという事で、とても嬉しいです。温かい映画という一言では、言い切れなく、素晴らしい函館の風景とともに、素晴らしい映像が詰まった映画なので楽しんで見ていってください。」と喜びいっぱいに語ってくれた。

監督は、「皆さんこんにちは、篠原と申します。My name is・・・。」と通訳なしで頑張る?場面も。そんな監督に一同大爆笑。「東京国際映画祭ではじめて、お客さんに初めて見させる機会となりました。どのようにお客さんが反応するか、とても楽しみで、今日は参りました。原作が淡々と描かれているんですけども、一言では言えない雰囲気がありまして、映画としていかに楽しんでもらえるかが、この映画を作る一つのポイントだったと思います。」とピーアールしてくれた。

11月21日(土)渋谷ユーロスペース他 全国順次ロードショー