10日、新宿ピカデリーに映画『ATOM』の初日舞台挨拶が行われ、日本語吹き替え版でアトム役の声を務めた上戸彩、そしてアトムが登壇した。

アトムとお揃いの赤いブーツに、手塚治虫を意識したベレー帽を被って登場した上戸さんは、「『ATOM』は、ヒーローですから。”男の子役”でも素直に頑張ろうと思いました。」と選ばれた際の喜びを語ってくれた。
行われた日は、10月10日だけあって、まさに”10万馬力のパワーの日”。司会者から「”10万馬力のパワー”があったら?」と聞かれると、上戸さんは悩みながらも、「みんなの笑顔につながる事に使いたい。しかし10万馬力もあっても、どう使ったら・・・嫌な人の心をパッと変える電波があれば」と独自のひらめきで笑わせた。
最後に「新しいアトムが、今日生まれたわけですけど、私もたくさんの不安もありながら、アトムの気持ち・手塚先生のメッセージが一人でも多くの方に届いてくれたらなと思います。」とアピールしてくれた。

声の出演には、俳優の役所広司さんがテンマ博士役で参加している。

映画『ATOM』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中