30%を占める女性客 奇跡の美にうっとり!

「ラブドール 抱きしめたい!」が、10月10日(土)、渋谷ユーロスペースで初日を迎え、村上賢司監督、出演の加藤沙織のほか、空、小雪、麗の3人(体)の出演ラブドールが登壇し、初日舞台挨拶を行った。観客比率は男性70%、女性30%。

村上賢司:監督・編集
ラブドールは、日本の先端技術と日本人の感性が融合して生まれた芸術品。ドールメーカー、オリエント工業のショールームを取材したとき、初めて彼女たちと出会ったんですが、まさに禁断の体験でした。見る角度によって変る表情、触ったときの重さと柔らかさはカルチャーショックで、人間なのか人形なのか微妙な境界線上にいるドールたちの美しさを映像で表現したいと思ったんです。この作品のテーマは愛、愛を感じていただけたら嬉しいです。

加藤沙織:出演
ドールと抱き合い、キスをしたのですが、抱きしめると柔らかで、とても気持ちよかった。唇の感触がたまりませんでした。

空、小雪、麗:出演ドール

・・・・・・・・・・・・(それぞれに、しかしミステリアスに微笑むだけ)

上映終了後には、劇場ロビーで観客を見送る3体のドールは、たちまち観客にとりかこまれ、写真撮影。実物のドールを間近にし、触れることが特別に許可され、男性はどよめき、女性はおそるおそるドールに触れてうっとりと、ドールの禁断の魅力を堪能した。