「・・・寝やすくなりましたね!」映画『花のあと』完成報告会見、北川景子が登場
藤沢周平の名作が映画化!!8日、帝国ホテルにて、映画『花のあと』の完成報告会見が行われた。時代劇初挑戦でもあった主演の北川景子をはじめ、甲本雅裕、宮尾俊太郎、市川亀治郎、柄本明、國村隼、中西健二監督らが出席した。
あでやかな和服姿で登場した出演者達。鮮やかな緑地の赤い花が描かれている印象的な着物で登場した、北川さんは、本作へ「もともと役者やる前から、藤沢周平さんの作品がとても大好きで、ファンの多い藤沢作品に自分が主演する事になり、プレッシャーや、自信のなさもあったんですけども、役者を続けていく上で、誰しもが憧れる藤沢作品。その作品の中で”女性”が主人公の作品他にあまりないとお聞きしたので、そういう作品に選んで頂いた事に誇りに思っています。」と、喜びを語ってくれた。
北川さんは、撮影を振り返ってみて、楽しかったのは、半年間かけて習った”殺陣”。逆に、辛かったを聞かれると、「とにかく所作の先生が厳しくて、”同じことを何度も言わせるな”役者を辞めろと言われて、練習中に泣いてしまった」と明かしてくれた。
監督は、藤沢作品を映画化するにあたり、「正直な所僕にとっては荷が重いんじゃないかな・・・。」と告白。しかし、「原作『花のあと』を読み、あまりの素晴らしさに、”どうしても映画化したい”と思うようになりました。」と作品にかけた思いを語った。
今”秋”なだけに、今年は「〜の秋」かと聞いてみると、北川さんは、「一年の中で、私は秋が一番好きなんですけども、毎年食欲の秋です。」と話し、続く甲本さんも”食欲の秋”他の方達からは、”芸術の秋”など答えてくれた。そんな中柄本さんは、「ただ、寒くなったんで・・・寝やすくなりましたよね!。」とマイペースぶりを発揮。取材陣の笑いをとっていた。
映画『花のあと』2010年3月13日(土)全国公開