映画『風が強く吹いている』（１０月３１日公開）の完成披露試写会を、丸の内ピカデリー２にて開催いたしました。

この映画は、箱根駅伝を目指す個性溢れる10人の若者たちが〈走る〉ことを通して、成長していく姿を描く感動作です。原作は直木賞作家・三浦しをんのベストセラー。監督は話題作の脚本家として知られ、この作品が監督デビュー作となる大森寿美男。そして、小出恵介、林遣都をはじめ、今を輝く期待の若手俳優たちが猛練習を積み、箱根の山に挑みます。

試写会上映前には、主演の小出恵介・林遣都をはじめ若手実力派俳優陣が集まり、舞台挨拶を行いました。ジャージ姿で勢ぞろいしたキャストの姿に、場内は大興奮。また、美ジョガーの谷川真理さん、市橋有里さんも鑑賞に駆けつけました。

【 キャスト挨拶 】
（小出）　皆さん、こんばんは。（場内：こんばんは）ついに、皆さんにお披露目する時がきて、うれしいです。去年、今年、と全く妥協せず、みんなでやりきった。その結晶がフィルムに残っていると思うので、堪能して帰ってください。
（林）　この日を、ずっと楽しみにしていました。やっと一般の皆様に初公開。みなさまがどんな反応されるかわくわくしています。一ヵ月後の公開まで、ここにいる皆さんと走り抜けていけたらと思っています。
（中村）　お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。見た後に走りたくなる映画です。映画を見た後は、走って帰ってください。
（川村）　これだけ多くの方に、見ていただけるというのは、やっときたか〜という感じ。見終わった後、スカッとできる映画だと思う。公開日まで突っ走っていきたい。みなさまにもいろいろなところで協力していただきたい。本物の箱根駅伝に見劣りしない映画になっていると思うので楽しんでいってください。
（斉藤（慶））　本当に厳しい撮影だった。初めて見たとき疲れた。汗を流した映画を皆さんに見ていただきたい。
（斉藤（祥））　この映画は、初めて見たとき、汗が止まらない熱い気持ちと、涙が止まらない熱い映画でした。
（ダンテ）　みなさんこんばんは。すごくいいキャストとスタッフに恵まれた作品でした。
（森）　今日、ここに来るため小田急線に揺られながら、何を話そうかと考えていた。そんなとき、多摩川が目に入り、みんなで走りの練習をしたことを思い出した。死ぬ気でやった映画。感無量です。楽しんで帰って寝てください。
（内野）　本当に大変な撮影でしたが、その分楽しい思い出もいっぱい。
（大森監督）　メンバーひとりひとりの言葉から達成感が感じられるように、超えなければいけない山がたくさんあった。今日この日を迎えられたことが、箱根駅伝に出たような奇跡だと思う。どうぞ私たちの小さな奇跡を見守ってください。

（小出）　最初の昨年の夏の練習から皆の温度が高かった。このチームだったら本物ができるだろうな、と予感していた。足をひっぱらないように心掛けてがんばった。皆が同じように高いモチベーションをもってできた。お互い切磋琢磨して良い結果が出たと思う。去年の夏、急に走ったため膝を壊してしまい思うように練習できなかった。今年の冬、練習を再開したときに、その分がんばった。エキストラさんの前で本当に走るので、ちゃんと練習していないと走れない。ちゃんと練習したから、タスキに重みも出たと思う。

１０月３１日（土）　全国ロードショー