第77回アカデミー賞(主要5部門ノミネート、脚色賞受賞)で全世界から賞賛された映画『サイドウェイ』が、オール海外ロケ・海外スタッフという画期的な試みで、新しい日本映画として生まれ変わりました。

全編カリフォルニアを舞台に展開する物語と、随所に散りばめられた80年代の音楽、そしてカリフォルニアワインの聖地ナパ・バレーの美しい景観など、絶妙なアンサンブルを見せる本作。

その日本公開に先立ちまして、アメリカ現地時間9月27日、カリフォルニア州のナパ・バレーで開催された「第23回ワイン・カントリー・フィルム・フェスティバル」のクロージング作品として上映され、本作に出演している国際派女優の菊地凛子が招待を受け、監督とともに舞台挨拶を行いました。

■イベント概要

当日は、NAPA EXPOに設置された屋外会場に、特別ゲストの菊地凛子がグレーのシフォンワンピース姿で登壇。

「ナパにとても長く住んでいる女性の役をうまく演じられていればいいと思います。英語はそれほどよく分かりませんが、ワインのことはよく理解しています」

とワインの本場にて、流暢な英語で挨拶をすると、詰め掛けた約400人の地元市民、映画ファンから大きな歓声があがるほどの大盛況となりました。

作品だけでなく、国際派女優として活躍する菊地凛子への高い期待度もうかがえました。

ワインを飲みながら参加している上機嫌な観客に対して、

「ナパもワインも大好き!」

とコメントする菊地凛子に鳴り止まない拍手が送られ、上映中も立ち見が出るほどで、クロージング作品にふさわしい大盛況の中、映画祭は幕を閉じました。

■ワイン・カントリー・フィルム・フェスティバルとは?

北カリフォルニア州で最も美しいと言われるナパ&ソノマ・カウンティで1986年より始まり、9日間に125作品の上映及びライブ・イベントを同時開催している映画祭。
過去にはカーク・ダグラス、ヴィン・ディーゼル、ニコラス・ケイジ、ジョージ・ルーカスなどがゲストとして登場し、5000人もの観客が来場している。

■公開表記
10月31日(土)より、全国ロードショー